もくじ

ビジョン


■『こどもかいぎ』の目的:平和な未来を作るきっかけに


『こどもかいぎ』を行う目的は、【子どもたちが、自分で考え、発言し、お友達の意見を聴くことで、さらなる可能性を伸ばし、平和な未来を作るきっかけにする】ためです。

具体的には、『こどもかいぎ』を行うことで、以下のようなことを目的としていきます。

・楽しい時間を過ごす

・自分自身と他者への理解を深める

・自分の意見を表現する方法を学ぶ

・他人の意見を聴く方法を学ぶ

・自分を受容してもらい、他人を受容する感覚を学ぶ

・対話の体験によって、様々な力が芽生えるきっかけとしてもらう

・新しいものを一緒に生み出す

・大人と子どもの相互理解を進める

・多様な他者の存在を尊重する意識を育てる

・将来、コミュニケーションによって悩む機会を少しでも減らす

・コミュニケーションの不和によって発生する問題を改善・予防する

・対話社会を作るきっかけとする

・最終目標は世界平和


■『こどもかいぎ』で大切にしたい10のこと



『こどもかいぎ』では、以下のような点を目指しながら行うことが大切だと考えています。

1. 参加した全員が、しっかり話を「聴く」

2. できる限り、参加している全員が「発言」の機会を作る

3. 話さない子の存在も「尊重」される

4. 相手の世界観を自分ごととして「感じる」

5. 多様な意見や言葉、質問が「活発」に生じる場にする

6. 参加者の「成長」、「新しい魅力」を引き出す

7. 今までになかった「理解」や「新しい視点」を生み出す

8. 子どももファシリテーターも、「楽しく」過ごす

9. 話し合ったことを日常生活に「生かす」

10. 子どもの発達は一人一人違うという「多様性を認識」する

■『こどもかいぎ』によって、こんな良いことアリます!



( 子ども側 )


・自分の考えを言葉で伝え、他人の意見に耳を傾ける経験によって、聴く力、話す力などのコミュニケーション力だけでなく、理解力、集中力、思考力、表現力、語彙力、発想力、想像力、創造力など、様々な力が芽生えるきっかけとなります。

・話の聴き方が学べるので、周りのお友達や保護者、先生等のお話も理解しやすくなるかもしれません。

・同じ考えを持つお友達の考えを聴いて、「自分は1人じゃないんだ」という寂しさの軽減や共感性、仲間意識が芽生えるきっかけになります。

・お友達の意見を聴いて、「自分とは違う考え方をする人がいるんだ」「そういう見方も出来るんだ」などの気づきを得ることによって、多様性を育てるきっかけになります。

・何でも話して良い、何を話しても受け入れてもらえる、という安心感から、家庭とは異なる「第二・三の居場所」になります。

・より良い解決方法を皆んなで探ることによって、問題解決力だけでなく、コミュニティ意識や相互の信頼関係を強めるきっかけになります。

・お友達だけでなく、大人にも話を聴いてもらうことによって、自己受容や自己理解が深まり、自己肯定感が育まれます。

※こちらもご参考ください。

●「こどもかいぎ」で伸びる10の力
https://www.umareru.jp/kodomokaigi/contents/about/

●「『こどもかいぎ』は子どもたちの居場所になり、自己肯定感を上げる」
https://www.umareru.jp/kodomokaigi/selfesteem/

●『こどもかいぎ』の3つの効用
https://www.umareru.jp/kodomokaigi/contents/effect/


( 大人側 )

・今まで知らなかった子どもたちの世界や心の中を知ることができ、子どもたちと関わることがさらに楽しくなります。

・知らなかった子どもたちの考えに触れ、世の中に対するものの見方が変わるきっかけになります。

・『こどもかいぎ』を重ねることで子どもたちのコミュニケーション能力が育つと、お互いの理解度や相互尊重も高まり、子どもたちと関わりやすくなるかもしれません。

■『こどもかいぎ』その先へ……



もし、『こどもかいぎ』が学校の場などでも継続的・定期的に行われるようになれば……、

・子どもたちを取り巻いている、不登校やいじめ、ひきこもり、ヤングケアラー、精神疾患、自殺などの問題も改善されることが期待できます。

・「対話をする癖」が付くことによって、問題解決を暴力や暴言に頼ることが減り、児童虐待やDV、犯罪、反社会的活動、性暴力、ひきこもり、精神疾患、自殺、依存症、ジェンダーギャップ、ストーカー、パワハラなどのハラスメントなどの社会問題の予防になる可能性すらあります。

・新たなビジネスや仕組みの創造とイノベーションにつながります。

・経済が活性化し、社会問題の減少にもつながります。

・対話をベースにした真の民主主義社会にもつながります。

・「対話の力」を伸ばすことが出来れば、未来の世の中を豊かなものにし、幸せな家庭やコミュニティが増え、戦争ではなく平和的な対話で解決する社会を作ることにつながる、かもしれません。

■『こどもかいぎ』のステップアップ例



※こちらに書いたのはあくまでも参考程度のものになりますので、数字に科学的な根拠はありませんし、これらを考慮せずに独自に展開されても全く構いません。

■『こどもかいぎ』体験者の声



● 『こどもかいぎ』を体験したお子さんや保護者の方、ファシリテーターの声はこちらから
https://www.umareru.jp/kodomokaigi/experience/

● 『こどもかいぎ』を体験したお子さんへのインタビュー

● ファシリテーターへのインタビュー

● 保護者の方へのインタビュー


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