「こどもかいぎ」で伸びる10の力


子どもたちが対話をすることで、子どもたちの様々な力が伸びると考えられています。

このページでは、主に「こどもかいぎ」で伸びる10の力についてお話ししたいと思います。

1 聞く力
・他の人の話をしっかりと聞くことができるようになる
・相手が話している時に待つ力、集中力が身に付く
2 理解する力
・話の内容を理解する力が身に付く
・自分と違う意見への寛容さや共感力が育まれる
・自分なりの考えが浮き彫りになる
3 考える力
・自分で考える力・習慣が身に付く
・新たな発想や考え、好奇心が生まれる
4 表現する力
・話の内容を理解する力が身に付く
・自分と違う意見への寛容さや共感力が育まれる
・自分なりの考えが浮き彫りになる
5 繋がる力
・みんなで考えると、より良い解決方法が見つかることに気がつく
・語り合うことで、信頼関係が強まる
6 自己を肯定する力
・『かいぎ』の空間が「居場所」になることで、聞いてもらえる安心感や自己肯定感、自尊心が育まれる
・自分の発言を受け入れてもらえる「精神的スキンシップ」の積み重ねで、自己受容と自己理解が深まる
7 他人に共感する力
色々な人の話を聞くことで、自分と同じ考えがあることや自分とは違う意見があることを知り、共感性や多様性が育まれる
8 問題を解決する力
対話によって、お互いの違いを認識するだけでなく、擦り合わせ、妥協点を見つけるなど、暴力や攻撃的なコミュニケーションに頼らない方法で、現状を改善する力が育まれる
9 新しい価値を創造する力
話し合う中でお互いのアイデアをぶつけ合うことで、「1+1=3」になり、一人で考えているだけでは生まれなかった、新しい価値や仕組みを創造する力にもつながる
10 正解のない社会を生き抜く力
時代は急速に変化してゆき、「正解」だったものが数年後には「不正解」にもなりうる新しい時代においては、自ら思考するだけでなく、周りとの対話によって、情報とアイデアを交換し、「最善の策」を導く力が求められる

仲間と一緒に話し合って問題や課題を乗り越えた経験が、「話し合えば協力し合える」という信念や、大人になってから「自分たちの力で社会を変えていける」という「未来を信じる力」、「希望」になるのではないでしょうか?




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