うまれる ずっと、いっしょ。|映画『うまれる』

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うまれる ずっと、いっしょ。

流産・死産の体験談

 | 体験談(105)

日本は、世界でも一番安全なお産ができる国になりました。しかし、現在、流産は全体の15%、死産は3%起こるといわれています。たとえ医療が発達しても助からない命が存在します。短かったけれども、命を全うしてお空に帰っていった赤ちゃんたちのお話をお聞かせください。

【最新の体験談】

たった1か月でしたが、お母さんでした。

来月、入籍します。彼とは授かり婚でした。
ですがもう、おなかに赤ちゃんはいません。

結婚しようね、って話しながらも具体的なことに進まない中、
私の妊娠が彼の背中を強く押し、プロポーズをしてくれました。

初めて避妊しなかった日、
「もしこの日に出来たら秋産まれだからあきこだね」
なんて笑って話してた矢先、

妊娠検査薬で薄い陽性反応が出て、
彼は、「あきこからの初めての手紙!」と喜び、
毎日毎日おなかに話しかけて、毎日日記を書いて、
まだ目には見えませんでしたが3人暮らしでした。

初めて心臓の音が確認出来た日、想像していた以上に大きな鼓動にびっくりしました。
その5日後、不正出血で心配になり、健診を早めて受診。
相変わらず元気な鼓動に安心して、嬉しくて、診察台のカーテンの向こうで、ばれないように泣いちゃいました。

その日の夜、今まで体験したことのない痛みと、明らかに異常な大量出血が起こりました。
頭では覚悟していましたが、心のどこかで、「大丈夫大丈夫」と言い聞かせ、
次の日笑顔で再度健診に行きました。

エコーを見た時、一瞬で分かりました。
本当に何もなくなってました。真っ暗でした。

彼の車に乗って、いなくなったことを伝えて、2人で泣きました。
毎日泣きました。それでも仕事に行って、夜は二人で泣いて、その繰り返しでした。

妹から「あきこちゃん、忘れ物しただけだから、すぐ戻ってくるよ」

と言われ、何かが吹っきれて、今では2人笑顔で過ごせています。

あきこは、彼に結婚の勇気を与え、おまけに、「手術が要らないように自分から出てきてくれたなんて、なんて親孝行なんだ。僕らに似て優しい子だったんだねえ」と親バカにまでしてくれました。

投稿者 :りっちゃん/石川県

 

昨日の夜、自然流産となりました。

7週目で心拍確認を終えたあとでした。

夫と結婚して1年半で出来た待望の赤ちゃんでした。
仮の名前でピーちゃんと付けて、生まれた時の名前をどうするか、
赤ちゃんのお洋服はどんなのを買うか、ワクワクしておりました。

定期検診の1週間前に茶おりが始まり、2日前には鮮血に変わりました。
慌てて病院に向かうと、ピーちゃんの心拍は大人程ゆっくりになっていました。
1週間前まではピコピコしてたのに、その日は心臓を拡大しないと動いてるかどうかも分からないくらいでした。

難しいです。と先生に言われた時涙が止まりませんでした。

その日の夜に生理痛より痛い腹痛が始まり、
出血と共に大きな塊が出てきました。
透明の羊水に囲まれ、小さく黒い目が2つていてる、ほんの1cm程のピーちゃんでした。

大きくしてあげたかったと思います。
色々と体験させてあげたかったです。
妹と母からプレゼントしてもらった黒い子供用ブーツでお出かけしたかったです。
夫に抱っこさせてあげたかったです。

しばらくして落ち着いたらまた次の妊娠に向け頑張ろうと思っています。

でも、ピーちゃんのことはきっと死ぬ時まで忘れないと思います。

私にとってはいつまでも大切な第1子です。

投稿者 :岐阜県

 

先日娘を38週で死産しました。

今日が出産予定日です。どうしても何かに娘のことを残したく投稿させていただきます。

私は2013年に息子を出産しました。
結婚してすぐの事で妊娠に気づいたのは4ヶ月後半。

なぜこんなに遅かったかというと、
結婚後すぐ検査した時に妊娠しにくい体と診断されてたからです。

私は不妊症じゃなかったのか!と思ったのもつかの間
2人目を考えだしましたが、なかなか授からず不妊治療を開始しました。

やっと妊娠したと思えば、8週で心拍を確認できず流産。
それから2年後、妊娠しましたが心拍確認後10週で流産。

自分はもう赤ちゃんを産めないのか。。と思ってましたが、
それから1年半後に不妊治療に特化した産婦人科に変えるとすぐに妊娠。

初期に少し出血しましたが、つわりも軽く問題もなくすくすく成長。
ただ息子を37週で出産していたので、心配な事と言えば早産くらいでした。

息子もやっとできる兄妹がとても嬉しかったようで、
「無理しないでね」「会いたいけど、もう少しお腹にいてね」
とよくお腹をなでてくれました。

仕事も産休に入った頃からよく口の端がきれる口角炎になりました。
それから気持ち悪さや息がつまるような感覚が何度かありました。
医師に相談するときっと後期つわりでしょうとの事でした。

38週に入り、検診でNSTをして帰宅しようとした時
またどうしようもない気持ち悪さと息苦しさに襲われました。
手が痺れ、受付の人に症状を伝え30分ほど休みました。

特に誰かが診にくる様子もなかったので少し落ち着いたし帰ろうとしましたが、
やっぱり気持ち悪く車で30分ほど休み帰りました。

今思えばあの時再度先生に診てもらえばよかったと後悔しています。

それからお腹が痛みが何度かあり、
前駆陣痛かと思いドキドキしながら過ごしました。
ある夜、胎動がないことにハッとしました。

出産直前は胎動が減るっていうし。。
けどまさか!と思い、念のため深夜に急いで受診。
赤ちゃんの心拍は確認できませんでした。
それから促進剤を打って出産。お産はとてもスムーズでした。
生まれた瞬間、不思議なくらい窓に大量のツバメが飛んできた事一生忘れないと思います。

原因はおそらく胎盤が少し小さめだったこと、
赤ちゃんの体重が数週の割に軽かったことから
十分な血液が赤ちゃんに送られず心臓が止まったのではないかとの診断でした。

鉄が足りなかったら口角炎に、だから気持ち悪さと息苦しさがあったのか。
今はつい原因追求や後悔ばかりです。

そして息子になんて言ったらいいのか。。
やっと授かった命、妊娠中のこと、ただ寝ているような可愛い娘の顔、
思い出すとどうしようもない気持ちになります。

義両親が娘に何もしてやれない事が辛すぎると葬儀の段取りをしてくれました。
そこでお坊さんから。。
人は余命(余る命)を生きるのではなく、与命(与えられた命)を生ききる。
娘は38週生ききって命の重さを教えてくれた。悲しいけれど、今生きている命を大事に生ききりなさい。
泣きながらそう、話してくれました。

ずっと普通すぎて分かってるのかどうかと思ってた息子が
赤ちゃんとのお別れの時、わんわん泣きだしました。
手を合わせた息子が、赤ちゃんに愛してると伝えたそうです。

辛いけど、悲しいけど、赤ちゃんがお腹にいた全ての日私たちは幸せでした。
心からありがとう。大好きだよ。

投稿者 :滋賀県

 
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