うまれる ずっと、いっしょ。|映画『うまれる』

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うまれる ずっと、いっしょ。

最高に親孝行な娘

2週間前、娘は一歳の誕生日を一週間後に控え、
空に帰りました。

「うまれる」に出演されている虎ちゃんと同じ、18トリソミーでした。

42歳で結婚した私たちは
子供は授かれば嬉しいけどといった感じで、
不妊治療もせず自然に任せていました。

44歳で自然妊娠。

そのとき私は出張も多くフルタイムで中間管理職として働いており、
妊娠がわかった時もキャンセルできない遠方への出張が複数入っていました。

今に思えば無謀だった出張にも耐えてくれたお腹の子は、
その後「少し小さめ」と言われ続けたけれど、早くから胎動もあり、
つわりも人並み程度で安定期には落ち着き、とてもいい子でした。

その後8ヶ月に大きな病院で18トリソミーとわかった時、
生まれても一年生きられない、生まれる前になくなる可能性も高い、
重い障害があると言われた時、一生分泣いたと思いました。

ただ、この子をとにかくこの世に生まれて来させたい、
戸籍に残してあげたい、それには私が元気で栄養たっぷりに少しでも
この子を大きくして一日でも長くお腹にいてもらって、産むこと。

ただそれだけを考えて過ごしました。

自分で時を選んだかのように、定期検診の日、それまでなんとも
なかった胸水、心拍低下で緊急帝王切開。

産声をあげてくれました。

350日の入院生活。娘は呼吸器、点滴に繋がれ、絶食で激やせし、
鎮静をかけられたり、薬でなんとか心臓を保ちつつ
成長してくれました。

毎日、面会に通い、手作りの肌着を着せたり、
クリスマスにはサンタの格好をさせて看護婦さんに差し入れしたり、

できること少ない特殊な育児でしたが、
考えられることを全てやりました。

そして、350日目、
病院も不可能と思っていた退院が叶いました。

呼吸器、点滴からの離脱ができたのです。

家に帰る前準備は夢のような日々でした。

ベッドや布団、ケアグッズは、
少しでも可愛いものを探し買い込みました。

お家に帰ってきてから一週間、
それは幸せでした。

ですが、この子は知っていました。
もう時間がないことを。

抱っこ抱っこ、抱っこざんまいの日々でした。

そして一週間後、
急変し一日で行ってしまいました。

長い長い夢を見ているような一年でした。

今45歳の私は、これから先子供を持てるかわかりません。

この子が命をかけて教えてくれたことがなんだったのか、
まだわかりません。

きっと一生かけて考え続けるのだと思います。

でも言えることは、娘はとびきり美人で愛らしく
医療の常識を見事に裏切って
最後の一週間を私たち親にプレゼントしてくれた
最高に親孝行な娘です。

生まれてきてくれて
お世話させてくれて
幸せをくれて
ほんとにありがとう。

大好き。
これからもずっと一緒だよ。

(投稿者:masamasaさん)

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★ 映画『うまれる』の体験談より
http://www.umareru.jp/experience/

★ 「育児」に関するブログはこちら
http://www.umareru.jp/blog/cat154/

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