うまれる ずっと、いっしょ。|映画『うまれる』

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うまれる ずっと、いっしょ。

がんの主要な3つの治療法

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※ 「アフラック」さまより
 
つんく♂さんの喉頭がんについて」5: がんの主要な3つの治療法


ご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、

日本でのがん治療は


1. 手術療法(外科手術)
2. 抗がん剤治療
3. 放射線治療


という3種類が主になります。
 
 
 
【1. 手術療法(外科手術)】


は、簡単に書きますと、【がんになってしまった細胞を切除する】というもの。


効果が分かりやすいのですが、
がん細胞が他の部分へ既に「転移」していた場合は、「切り損」の可能性が残ります。

また、身体の一部を切除してしまうわけですから、
それまでの日常生活に完全に戻る事は難しくなります。

ただ、外科手術後の生活への影響については、
現代医療ではまだあまり研究が進んでいないようですので、
はっきりと「科学的に」言えない部分があります。
 
 
 
【2. 抗がん剤治療】


は、簡単に書きますと、【薬によってがんを倒そう】というもの。


がんが大きすぎて、外科手術や放射線では対処しきれなかったり、
転移によって身体中に拡散していたり、

また、抗がん剤の効果が高いがん(現在では白血病が代表格)の場合は、
抗がん剤に頼る事になります。


外科手術で臓器の一部もしくはすべてを摘出してしまう事に
大きな抵抗がある場合も、抗がん剤(および放射線治療)が選択される事があります。


ただし、抗がん剤という薬は、風邪薬などとは威力が違い、


【悪者のがんだけでなく、正常な細胞もまとめて総攻撃してしまう】


事も多いので、

・髪の毛が抜けたり、
・体調が悪くなったり、

と様々な副作用があるだけでなく、

・出産するための生殖機能が著しく衰えてしまったり、

その後の人生にも大きな影響が出ます。

僕自身、取材中に抗がん剤の影響で一日中ぐったりしている方を
何人も見た事があり、とても辛そうでした。

また、
抗がん剤は、白血病などの「血液のがん」には効果が高くても、
臓器などの「固形がん」には多少の延命効果しかないのでは、
という意見も根強く残っているようです。


ただ、
最近の抗がん剤の技術発展は目覚ましいものがあり、
患者さんによっては副作用が非常に少ないものが続々と登場しています。

現在、
がん患者さんを何人か撮影させていただいていますが、
そのうちのお一人が、ある血液のがんで治療されています。


最初は2-3週間、入院して、
その後は1-2週間に一回、病院に通って抗がん剤治療を受けていますが、

全くと言っていいほど副作用が見られない上に、
治療効果が抜群に出ていらっしゃいます。


「わたし、抗がん剤治療を受けてるんですよ」


と言っても、誰も信じないでしょう。
そのくらい、副作用がほとんどなく、「ごくごくフツー」です。


そもそも、抗がん剤にも「相性」があり、
「効き易い病と効き易い患者」が現実的に存在するので、
これは「やってみないと分からない」部分があるのは致し方ないようです。

また、


【がん細胞は抗がん剤への抵抗力をつけてしまう】


ので、
これも大きな課題の一つです。
 
 
 
【3. 放射線治療】


は、簡単に書きますと、【がんになってしまった細胞を放射線で焼く】というもの。

結果によっては劇的な改善が見込めますが、
こちらも手術と同じく臓器を焼き切ってしまいますし、

基本的には「放射能」なので、
今後の人生に影響が出る場合があります。


ただ、
放射線治療も発展が目覚ましく、
いわゆる「放射能」的な副作用がほとんどないものなどもあります
(これはスゴいのでいつかご紹介したい!)。


1. 手術療法(外科手術)
2. 抗がん剤治療
3. 放射線治療


という主な治療法の他、免疫細胞療法や代替療法、休眠療法、
中性子線治療など「がん闘病との勝率を上げる」治療法が

日々、研究、実施されています
(これもいつかご紹介する機会があれば、と思います)。

また、
難しい議題の一つが「治療の止め時」とも言われます。

いずれの治療にもメリットとデメリットがあり、
その関係性の中で、「やるのか」、「続けるのか」を決めていかなければなりませんが、
この判断が医師・患者ともに非常に難しいようです。

ただ、
がん細胞のメカニズム自体について、
世界的にも未知な部分がまだまだ多く、

ここに書かせていただいた内容や治療法についても、
様々な考え方があります。

僕らが撮影させていただいている、
末期がん患者さん(65歳の男性)の中に

以上に書かせていただいたような、
いわゆる「現代医療」の限界を感じ、

昨年の初めにすべての治療を止められた方がいます。

死を覚悟し、質素な生活を続けていたところ、、、


劇的に良くなったんです。


実際、α-フェトプロテインという肝細胞がんの代表的な腫瘍マーカーの数値が、
最大期は「1万程度あった」(ご本人談)のが、最近18.5程度に落ちましたが(20以下が標準値)、
これは担当の在宅医の先生が驚いて、


「学会で発表してもいいですか?」


と聞くほどの状態になっています(笑)。


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※ ご本人の数値です。

医療従事者とは異なる「映画製作者」という立場で様々な方々を
取材させていただくと、

人生と同じく、本当に人それぞれで、
何が真実なのか、判断がなかなか難しいものがあります。


唯一、
自信を持って言えるのは「真実は分からない」という事でしょうか。。。

次は「がん」闘病で大切な事、
について解説させていただきます。

http://www.umareru.jp/blog/2014/03/post-1242.html


☆ 今回の「がん」に関する一連ブログはこちら

つんく♂さんの喉頭がんについて
「がん」とは何者?
「がん」はなぜ身体に悪いのか?
がんの「ステージ」って何?
がんの主要な3つの治療法
がん闘病で大切な事: 予防と早期発見、そして向き合う事
「がん」と「こころ」
がん患者さんに対して私たちに出来る事


< 医療監修: 長尾和宏先生(長尾クリニック・院長、日本尊厳死協会・副理事長、東京医科大学客員教授) >
http://www.nagaoclinic.or.jp/


映画『うまれる』監督
豪田トモ

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