静岡でのバス置き去り死亡事件

暑かったよね......。
のどが渇いて仕方なかったよね......。
ママ、パパって何度も叫んでたよね......。

また起きたバス置き去り死亡事件。
なぜ!?

たった1年前に同じような事件で
尊い命が奪われてしまったというのに、

なぜ、また同じことが起きちゃうの!!!???
まだ3歳だよ......。
可愛い盛りの女の子だよ......。

女の子が生きるために必死に行動していただろうと想像すると、
ご両親のことを思うと、
本当に胸が張り裂けそう。

たったの6人しか園児が乗っていなくて、
大人が2人もいる状況で、
取り残された子がいることに気がつかないなんて、あるの???

僕にはまったく理解ができない...。

降車時の確認もしていない
登園後の出欠確認もしていない。
担任も登園確認をしていない。

報道を見ただけで判断するのは
不適切かもしれないけれども、

大切ないのちを預かる立場として、
どう考えても、ズサン過ぎるのではないだろうか。

子どもを預かる立場としては
絶対にあってはいけないことだと思う。

いくらルールがあったとしても、
守る気がなかったら意味がない。

どうしてそういうルールがあるのか、
考えないのだろうか???

もう2度と、
2度とこういった悲しい事件を起こさないために、

原因をしっかりと分析して、
安全対策の仕組みと運営を検討していただくことを
切に願います。


そして、
前回の事件の時も書いたのだけど、

こんな時だからこそ、

「保育士さん達への信頼は失わないでほしい」

と思います。

映画『こどもかいぎ』の製作を通じて
僕が学んだことのひとつが、

保育士さんたちの素晴らしさ。

こういう事件があると、
保育園や幼稚園などに子どもを預ける事が不安になってしまったりすると思う。

もしかしたら、一部の園では、
あまり理想的ではない保育をしているところもあるかもしれない。

でも、

多くの、本当に多くの、
保育園や保育士さんは、

熱い思いで保育を学び、
一生懸命、資格を得た上で、
毎日、全力で子ども達に向き合ってくれています。

人手不足、
賃金問題、
モンスター保護者

などなど、
様々な課題を抱えながらも、
毎日、笑顔で子どもたちに接してくださっています。

こういう時だからこそ、

大切な命を預かってくれている保育士さん達に、

感謝の気持ちを届けませんか?


「いつもありがとうございます」

「いつも助かっています」

「こんな時だから一緒にがんばっていきましょう」

と伝えてみませんか?

保育関係の皆さまへ、

こういう報道が出ると、
とても辛く、大変な思いをされるかもしれませんが、

応援している人たちがたくさんいると言うことも、
ぜひ知ってください。


亡くなられた千奈ちゃん(享年3歳)に
心からのご冥福を祈ると同時に、

ご両親や親戚、園の保護者の皆さまに、
適切なケアがなされますように。


監督・父
豪田トモ

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