監督した代ゼミさんのCM映像が公開!


年末から取り組んでいた、
学習塾・代々木ゼミナールさんのCM映像がアップされました!

ご覧いただくと分かりますが、
本作は

「受験に成功しなかった人の物語」

になっています。

これは
学習塾業界では長らく「タブー」視されていて、
今まで誰も取り組まなかったことのようなんですが
(ま、そうですよね......)、

「1年間がんばってきたけど、現実的に、希望する結果が出ない人もいます。

そういう受験生たちに寄り添い、エールを送るような映像を作れないか......」

という依頼をいただいて、
企画を考えました。

僕は「今までやってこなかったこと」をやるのが大好きなので(笑)、

その心意気に感銘を受けて、
色々と考えてきたんですが、

その時に、

「外してはいけない大切なこと」として
思い浮かべたのが

「グリーフケア」

という概念。

僕の2つ目の作品である『ずっと、いっしょ。』は
命を終える人、そして遺される人のストーリーが出てきますが、

その時に出会ったのが「グリーフケア」でした。

「グリーフケア」を
簡単に説明しますと、

【人生における重大な喪失や挫折を経験した人への精神的ケア】

のことで、
主には、大切な人を亡くした方へのサポートを指すことが多いのですが、

『ずっと、いっしょ。』を作っていた時に、

おそらく、人生で初めてと言ってもいいくらいの
挫折を味わった受験生にもグリーフケア必要なのではないかな......と、

思っていたんですよね

(ちなみに、コロナに罹ってしまった人や
コロナによって強い影響を受けた人などにもグリーフケアは求められます)。


「グリーフケア」で大切なのは、「受容」の精神です。

故人の思い出や楽しかった時のことを好きなだけ話させてあげて、
泣きたい時に泣かせてあげて、

悲しみ、苦しみに耐えている人に

「いつまでも泣かないで」
「亡くなった人(過ぎ去った過去)は戻ってこないんだから」
「もう頭を上げなさい」

ではなく、

「悲しいよね。そうだよね。当たり前だよ。いくらでも悲しんでいいよ」

と受け入れることが求められます。

実は、この

「受け入れ」の作業が、

逆に日常生活への回復を早める

んですね。

そこで今回は、

「また一年、受験をがんばろう!」

ではなく、

「まずは一年、がんばったね」

と、受験生を労うことにフォーカスしました。

そこで、

「受験生に誰が一番、寄り添えるのか?」

と考えた時に、やっぱり、親御さんの存在が頭に浮かびました。

僕も一人娘の親なので痛いほど分かりますが、

もしかしたら受験に集中している時は、
親御さんがしてくれていたことに受験生は気づいていないかもしれない。

だけど、親という存在は、実は見えないところで色〜んなことをしています
(よね?)。

そこで、
受験生だけでなく、

お子さんの背中をずっと見守りながら、
一緒にがんばってきた親御さんの気持ちも受け止めつつ、

親子の物語によって、
受験にうまくいかなった方へのグリーフケア的な物語を作ることになりました。

とは言え、
僕らは当事者ではないので、

受験を終えてまもない代ゼミのアルバイトの方々、50人ほど、
『うまれる』サポーターズクラブで受験中の親御さんたち、15人ほど

に、取材をさせていただいて、
リアリティのある映像に努めました。

ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!!

yozemitomo1s.png

また、
ご覧いただくとお分かりになるかと思いますが、

本作は「ドラマ」です。

いつもはドキュメンタリーを多く作っている僕ですが、

この作品では、短いながらも脚本を書いて、
役者さんが演じる映像を監督させていただきました。

緊急事態宣言中だったので、
感染防止対策を徹底した中での撮影になりましたが、

久々にカチンコを使って、

「アクション!」 
「カット!」

と、仲間たちと一体になって撮影をしていくのは、
スーパー楽しかった〜。

これからどんどんとこういう映像も作っていきたいな!

yozemitomo2s.png

受験にうまくいかなかった人を取り上げるのは、
この業界では長らく、敬遠されてきたことなので、

一定のご批判も浴びるとは思いますが、

グリーフケアの概念と、
近くで支えてこられた家族の視点を絡めることで、

受験生が前を向く一歩になってくれたら嬉しいな、と思って、取り組んできました。

今年はうまくいなかった皆さん、そして
伴走していた親御さんも、本当におつかれさまでした。

無関係の第三者の立場として書かせていただくと、
この1年間のがんばりは、絶対に無駄にはなりません(^^)。

僕も何度も挫折と失敗を繰り返してきたから
とってもよく分かります。

一生懸命がんばった努力は、将来的に必ず、報われる時がきます。


最後に、熱血スポーツ解説者の松岡修三さんのお言葉を送ります。

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「やってられないよ」と思ったとき
「でも俺、頑張っているよな」とつぶやいてみてください。

「頑張っている私って、結構いいな」と自分を好きになって下さい。
その方が生きやすくなるとは思いませんか。

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<『緊急事態宣言に飲み込まれた私の受験』ショートムービー>

<15秒のショートバージョンはこちら☆>


監督・父
豪田トモ

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