命日

web用画像・今3.jpg
※映画『ずっと、いっしょ。』より


こんにちは、プロデューサーの牛山朋子です。

明日、3月24日は、
映画『ずっと、いっしょ。』に出ていただいた
今順子さんの命日です。

映画の中では、
順子さんが最期の時間をご自宅で過ごされる様子と
遺されただんなさまがご家族に支えられながら、
悲しみを受け入れていく様子を
ドキュメントさせていただきました。

今年で4年。

先日、お線香をあげにお邪魔させていただいた時には、
遺された旦那さまの賢蔵さんは、お元気そうにお話してくださいましたが、
時が解決してくれるものと同時に、

どうしても時が解決してくれないものが
あるのだなぁ、と、改めて思う時間となりました。

私の父が亡くなったのは、
順子さんが亡くなられたちょうど1週間後。

賢蔵さんと同じく、最愛のパートナーを失った母も、この4年間、

泣きじゃくる日々、
無理矢理忘れようとする日々、
日々の生活に没頭する日々、

そして、思っては、涙を流す日々、

を過ごしながら、亡くなったことを受け入れながら
悲しみと一緒に、でも、毎日を前向きに生きていく術を
見つけてきたように思います。

誰しも生きていれば、
愛する人を失う、大事な家族に先立たれる、という経験をします。

その悲しみは想像している以上に深く、重いもので、
遺された人を絶望感で覆いつくし、
場合によっては、死に追い込んでしまうことすらあります。

自宅で亡くなるという時間がどのように流れていくのか?

遺される家族は何を思い、どう生きていくのか?

患者とその家族に寄り添う、
医療や介護、福祉に関わる専門の方たちが、
より、リアリティのある形で知っていただく機会に
していただくことができたら、、、と思い、

主に、医療・介護・福祉関連に従事する方たちの
学びの1つとしてご利用いただくために、また、

悲しみに向き合っている
方達の気持ちが少しでも楽になれば、という思いを込めて、

先日より
「在宅看取りとグリーフケア」というDVDの販売を開始させていただきました。


グリーフケアパッケージ.png

病院やクリニック、在宅医療施設、介護施設などでの研修や
グリーフケアのカウンセラーを目指している方達の資料として、
また、遺族会などでの上映映像として、
ご利用いただければと願っています。

★ 『在宅看取りとグリーフケア』
  〜患者が退院したその後に。映画『ずっと、いっしょ。』より〜

明日命日を迎える今順子さんのご家族の物語(約50分のドキュメンタリー)に加え、在宅医の山崎章郎先生のインタビュー、また、監督豪田トモの思いなどが収録されています。

http://www.umareru.jp/grief-dvd.html

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