画期的なベルギーの知的障害者の雇用制度

企業が知的障がい者を雇用して、最低賃金である月3万ベルギーフラン(当時)を支払うと、
その最低賃金分を国が企業に対して補助する制度があります。

日本で障がい者の方を20歳~60歳まで福祉施設でケアした場合、
1人当たり約2億円の社会保障費がかかると言われています。

単純に計算すると、1人当たり年間500万円の負担。

もし、これをベルギー方式にすると、最低賃金703円(08年度の全国平均)とした場合、
国の支出は1人年間およそ140万円で済むということなのです。

この給料の中から月6~7万円を支払ってグループホームに入居すれば、
障がい者の方たちは地域で自立した生活を送ることができます。

※ 書籍「働く幸せ」(著者・大山泰弘)より

ちなみに、現在の障がい者の平均月収は約13,000円です。
様々なアイデアや工夫が求められます。

監督・父
豪田トモ

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