父・退職

知らないうちに、
先月末で父が退職していました(笑)。

本当は春に退職の予定だったのが、
「もう少しやってよ」と言われて伸びていたそうですが、
ようやく正式に退職し、いまは個人として短期契約で
もうしばらくお手伝いするようです。

仕事一筋40年。

本当にお疲れ様でした。

いまのように物が溢れていないし、インフラも整っていない中、
高度成長期直後の「24時間働けますか?」なんていうCMが
流れていた時代に会社勤めをするのは、本当に大変な事だったと思います。

僕は小さい頃から「もう少し、相手をして欲しいな」と
思っていましたが、よくよく考えたら、国民全員が「国作り」を
しなきゃいけない時だったんですよね。

よくご年配の方には「ワシらの頃は男は育児なんてしなかったよ」と
言われますが、全くもって仕方がない事だと思いますし、
逆に子どもの成長を見られないのは可哀想だったなぁというか、
申し訳なくも思います。

いま「イクメン」が存在するのも、
僕が娘の詩草(しぐさ)の成長をそばで見守れるのも、
上の世代の方々が「企業戦士」として頑張って
くださったおかげだと思っています。

資本主義の弊害もたくさんありますし、
どの社会にも問題点はありますが、
餓死する事もないし、他国に比べて凶悪犯罪の少ない世の中になっています。
全体として見れば、いつ死ぬか・殺されるか分からない社会に住むよりかは良いですよね?

ちょっと話は逸れるように聞こえるかもしれませんが、

だから、年金などの老人福祉に対して税金をお支払いするのは、
僕は当然の事だと思っています。

父親世代の小さい頃は、食べ物がなくて困ったと言います。
でも、僕らは困っていません。

海外旅行になんて行けませんでした。
でも、僕らは行けます。

生まれたばかりの赤ちゃんは、たくさん亡くなっていました。
でも、いまはたくさんの命が助かっています。

だから、老人福祉に対して税金をお支払いするのは、
長らく国作りをしてくださった方々への「御礼」だと思うんです。

税金が月に5万円だったら、
この社会に住まわせてもらうのに
5万円支払う必要があるという事だし、

それが20万円になったら、
それだけの価値のある社会だと言う事です。
(とは言っても税金は安い方がいいですけど!)

僕らの世代から下は、
まだほとんど国に貢献していません。
これから、です。

国や政治やその他の事に対して不平不満を言う「権利」は
あるかもしれないけど、
「資格」も「説得力」もないと思っています。

文句を言うヒマがあったら、
世のため人のため、そして、自分のため家族のために、
前向きに働くべきだと思います。
(文句言いながらの労働は良いものを生み出さないので)

omotaka01.jpg

僕の父は、40年に渡って、

国を作ってきてくれました。
家族を支えてきてくれました。
僕を見守ってきてくれました。

その間に家庭に歪みが生じた事もありましたが、
それがあって、いまがあります。

お父さん、
長い間、本当にお疲れ様でした!

娘・詩草(しぐさ)も待ってます。
いつでも遊びに来てね。

小さな未来人の成長を一緒に見守っていきましょう。

IMG_9740.jpg ※ 娘のお宮参りにて

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