うまれる ずっと、いっしょ。|映画『うまれる』

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うまれる ずっと、いっしょ。

体験談より:未成年の出産

私の娘は、18歳で妊娠し、昨年夏に19歳で男の子を出産しました。

小さな命と真剣に向き合い、家族で悩み、泣き、苦しみ、
考えて考えて考えて、出産を決断しました。

本当に、短い期間で、大変ないろんな思いを経験したので、
10代の妊娠・出産についても知っていただきたく、投稿させて頂きました。


娘と相手の男の子から妊娠した事を知らされ、
驚きとショックと小さな命の存在にとても心が揺らぎました。

相手の子の気持ちは、ものすごく揺らいでいました。今もですが・・・
相手の親は、話し合いどころか「認められない!堕ろせ!」の一点張りでした。

それでも
娘は「どうしてもこの子に逢いたい」と、
私達に訴え続けました。


娘と一緒に病院に行き、もう4ヶ月になると先生から聞いた時、
さすがに目の前が真っ暗になりました。

4ヶ月って言ったら・・・もう身体も心臓もあって、1人の人間です。
ましてや、その子は、初めての私達の血を分けた孫。。。
この先の娘と孫の将来を、考えて考えて考えて、相当、涙もしました。

相手の子は親の言いなりで、親は話し合いの余地も全くなく、
娘の心と身体を考えたら、母として、祖母として、同じ女として、
どうしても娘に「諦めなさい」とは言えませんでした。


娘の将来を案じたつもりでも、娘の将来どころか、
心までも壊してしまうような気がしたからです。


もう相手がどう言おうと、どうでもいい、
娘と孫の未来を守ってあげられるのは私達夫婦しかいないんだって、
主人を説得するしかないと思いました。 

『私達の子供と思ってこの子を育てましょう!』

と説得するつもりでした。
何故か、主人にダメだと言われる気はしませんでした。

主人が帰って来た時、まず私に言った言葉が

『娘の子を自分で産んだと思えないか?俺達の子どもだと思って育てよう!』

でした。

同じ日の、ほぼ同じ時間に、別々の場所で、同じ言葉で、決意していたのです。


これは偶然なんかじゃない。
この子は、うちの家に生まれて来ようとしてるんだ


って思いました。

すると主人は、
実は、昨日の夜中、娘の部屋からトコトコと誰か歩いてくる気配がして、
まだ白くて顔も手足もない小さな子が足元まで来ると

『ボク ここにいるよ!』

と言ったそうです。

それからずっと主人の側にいて、どこに行くのもついて来たそうです。
仕事行っても、車に乗っても、ずっと側にいたそうです。

だから、「もうわかったよ。産まれて来い。」って言ったら、
安心したのか、す~っと消えていったそうです。

そして、無事産まれてきたのは、男の子でした。 

この子は、どうしても、うまれてきたかったんだ!って思いました。
うちの子として産まれて来る運命の子だったんだと。
何かの縁で結ばれた子だったのだと思うと、愛しくて愛しくて。


今、娘はシングルマザーで、チビと共に、私達と一緒に暮らしています。
相手の子と、将来は一緒になりたいとお互い言っていますが、
どうなる事やら・・・

もしかしたら結末を、チビだけは知っているのかもしれませんね。


大きくなった時、『ボク、生まれて来て良かった!』って言ってもらえるように
いっぱいの愛情で、成長を見守っていきたいと思います。


シングルマザーの現状は、本当に大変です。娘も、私達親も。
戸籍は、娘は私達の戸籍から抜け、チビと2人、父親欄空白です。

未成年の未婚シングルマザーには、壁がいっぱい立ちはだかっています。
子供と2人自立したくても、私達が援助しないと、到底、生活が成り立ちません。

そして、私達が援助する事で、娘は母子家庭の手当てが何1つ受けられないのです。

働きたくても、保育園にもなかなか入れない。
おまけに、保育料が母子家庭適応ではなく、私達の所得を合算され計算されます。
未婚と言うだけで、寡婦控除すらも受けられない。

もちろん、相手家族からの支援はありません。
今の現状は、あまりにもひどい状態です。
「全て親が負担しろ」といわれている感じです。


産むと育てると私達が決めた事で覚悟の上の出産だから、
もちろん負担出来る限り、負担はします。

でも、それでいいのか?という疑問もあって。
いずれは、自立しないといけないので、何らかの準備は必要だと思うのです。

実際、紛れもない母子家庭なのだから、
もう少し何らかのサポートがあってもいいのではないか・・・
と思う今日この頃です。


それともう1つ。

妊娠がわかった時、相談した未成年者の妊娠等の相談窓口も、
役所の都合で閉鎖されました。

未成年での妊娠、それだけでどうしていいのかわからなかった時、
とても親身にとても的確にアドバイスしてくれた窓口で、
本当に救われた想いでした。

匿名でもちゃんと話を聞いてくれた相談員さん達でした。
今は、それに変わる的確な相談窓口はありません。

未成年の妊娠が無くなるとは思えないこの時代に、
どうして閉鎖してしまうのでしょう。
救われただけに・・・ 悲しいです。

いろいろ大変な状況もあるけれど・・・ 
チビ、やっぱりあなたと一緒に生きる道を選んで本当に良かった。
チビの笑顔に毎日包まれて~

ママも、じぃも、ばぁも、おばたんも、家族み~んな、とってもとっても幸せです。


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★ 映画『うまれる』の体験談より
http://www.umareru.jp/experience/

★ 「新しい命の誕生」に関するブログはこちら
http://www.umareru.jp/blog/cat43/

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