うまれる ずっと、いっしょ。|映画『うまれる』

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うまれる ずっと、いっしょ。

【産後うつの奥さんに旦那さんが出来る7つのこと】

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いま、産後うつと孤独な育児をテーマにした
ドキュメンタリー映画を作っていることもあり、

先日、奥さんが産後うつになった方からご相談をもらって、
不躾ながら、少しお話したのですが、

その内容を公開したら、他にも助けになる方がいるのでは?
という意見がありましたので、公開させていただきたいと思います。

センシティブな話題なので炎上したらイヤだなと思いつつ(笑)、
悩んだんですけど、一人でも参考になる人がいたらいいなと
あくまで参考程度で

■ 奥さんが産後うつになった方へ


きっと、人知れず、ショックを受けていると思います。

自分のせいじゃないか?とご自身を責めているかもしれません。

「父親になった」ことがまだまだピンと来ていないうちに、
奥さんがうつになってしまって、

自分はどうしたらいいのか、、、と

頭を抱えているかもしれません。


産後うつは
早く対応すればするほど、回復への早道となります。


しかし、最悪の場合は自殺につながってしまいます。

妊娠・出産期の死因として、
産後うつなどを原因とした自殺が最も多く、
出血などによる妊産婦死亡率の約2倍に上ります。


でも、

安心してください。


産後うつはしっかり対応すれば、
必ず解決・改善しますし、

実は、夫婦関係・親子関係も
それまで以上に強いものになる可能性が強くあります。


奥さんを助けるメジャーな方法としては、


1. 精神科・心療内科など医療機関に奥さんを連れて行く

2. 心理カウンセリングなど心のケアをしてくれる場所に奥さんを連れて行く

3. 地域の保健師に相談する


ことが主に考えられますが、


産後うつから回復された方々のお話を聞いてきて、
旦那さんとしてすごく大切なんだなぁと思うことは、


・医療機関などに任せきりにしないこと

・旦那さんが積極的に改善に関わること


です。


【産後うつの奥さんを助けるために旦那さんが出来る7つのこと】


を考えてみましたので、
もし良かったらご参考ください。

=========================
1. 仕事を休む
2. 話を聞く
3. ヨシヨシする
4. 我慢する
5. 寝てもらう
6. 時間を作ってあげる
7. 自分のストレスを発散する
============================


【1. 仕事を休む】

お子さんが出来ると、生活のため、子どもの将来のために
「もっと稼がなきゃ」と思って仕事をさらに頑張るパパも多いですが、

ここは一旦、立ち止まる時です。


いま家を離れる機会が増えると、
奥さんの症状がさらに進行する可能性もあります。

出来るだけ仕事を休んで、
奥さんのそばにいてあげてください。


この時、スマホはなるべく開かないように。

スマホを見ていると、
自分に向いてくれていないと思う人が多いです。

ただ、
仕事上、どうしても確認しなければならない時もあると思うので、
その時はトイレで。


【2. 話を聞く】

よく「奥さんのそばにいてあげて」という話をすると、
「何をしたらいいか分からない」と言う人が多いです(笑)。

何をしたらいいか、はっきり書きます。

話を聞くんです。

特に大事なのは共感的に聞くことです。


女性にとって話を聞いてもらうことは、
僕ら男性が思っている以上に大切なことのようです。

「自分を受け入れてもらう」
という「受容の愛」を感じてもらえる機会になるかもしれません。


ポイントは、

途中でアドバイスをせず、

話を切らず、

ただただ頷いて、聞き続けること。

分からない事があっても質問しすぎず、
そのまま聞き流すのも一つです。

【3. ヨシヨシする】

毎日一回、頭をヨシヨシして、

子育てに対して、
労いや感謝の気持ちを表現してあげてください。

「いつもありがとう」
「悪いね」
「助かったよ」

という言葉がけは
もしかしたら

薬よりも効くときがあるかもしれません。


【4. 我慢する】

きっと、奥さんの言動にイライラする時がいっぱいあるでしょう。

でも、出来るだけ我慢して受け入れてあげてください。


うつというのは

「何ものかに乗っ取られている状態」

と表現されることもあります。

「乗っ取られた奥さん」の言動に左右されてしまうと、
必ず喧嘩になり、事態は悪化します。


「いまの奥さんの言動は
奥さん本来のものではない」

と思っていた方が対応しやすいと思います。


【5. 寝てもらう】

産後うつの原因の一つとして、
睡眠不足と肉体的な疲労が指摘されています。


奥さんが十分な睡眠が取れるように
夜の授乳を担当したり、
別の部屋で赤ちゃんと一緒に寝たりしてあげてください。


「俺だと泣き止まないから」と言って、
泣いている赤ちゃんをママに返さないくださいね。

世の中のママたちは、
泣き続ける赤ちゃんたちを、
泣き止むまで抱っこしているんです。

泣き止み続けるまで向き合いましょう。


最初はキツいですよ。
でも、ある時に必ず「展開」があります。

「あれ? 俺でも泣き止ませられるじゃん。。。」

って。 
その時、自分の中で新しい何かが産まれていると思いますよ。

ただ、
奥さんに寝てもらうために自分が眠れなくなり、
仕事に影響が出る可能性もありますから、

この点でも、「いまは仕事を休む」って大事です。


【6. 時間を作ってあげる】

奥さんが友達や家族に会う時間や
もし趣味があれば、その時間を作ってあげてください。

小さな子どもと24時間、向き合い続けるのは、
ちょっとしんどい時もありますから。

それによってリフレッシュできて、
子どもに向き合うパワーになるかもしれません。

そのためには、
やっぱり仕事は抑えめにしないといけませんね。
いまは。


【7. 自分のストレスを発散する】

最後になりますが、
うつ状態にある人をずっと支え続けていると、
ご自身も疲弊する可能性も出て来ます。

そうならないよう、
適度にご自分のストレスを発散する時間を持てるよう
工夫してみてください。

以上になります。

もしかしたら
皿洗いやゴミ捨てなどの家事、
オムツ交換や沐浴などの育児、
が書かれていないことを不思議に思われた方もいるかもしれませんが、

これはわざと外しました。


色々な取材を続けていると、

・家事・育児の「手伝い」はそれほど奥さんに評価されていない(!)

・家事・育児よりも以上にあげたことの方が助かると感じている奥さんが多い

・家事・育児の「手伝い」をすることで「自分の役割はやっている」と
勘違いする旦那さんが多い(笑)

のが理由です。


皿洗いやゴミ捨てやオムツ交換なんかは、
やってくれたら嬉しいとは思いますが、
もしかしたら


ママが本当に求めているのは、

・そばにいてくれる
・愛情や感謝、労いを伝えてくれる
・しっかりと話を聞いてくれる


という点なんじゃないかなーと思うんです。

もちろん人それぞれですよ(^^)。
でも、こういう構図も見えて来ているのも事実ですので参考まで。


第一段階としてはこんな感じです。


産後うつは
早急に、しっかりと対応された方がいいと思います。

後々に
家族に向き合う時間を奥さん、赤ちゃんが取ってくれた、
と思えるときがくるといいですね。


これらのアドバイスはあくまで「イチ映画監督として」で、
医療者としてではありませんので、
その辺りはご考慮ください。


奥さんが元気になられることを祈っています☆

監督・父
豪田トモ

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