うまれる ずっと、いっしょ。|映画『うまれる』

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うまれる ずっと、いっしょ。

産後うつにつながる医療と福祉のエアポケット

こんにちは、監督の豪田トモです。

産後うつについて
取材しています。

先週の「コウノドリ」でもちょっと出てきましたね。
今週はもうちょっと突っ込んだストーリーになるようで楽しみです☆


さて、
産後うつについては、
産科医や助産師さんだけでなく、

精神科医、臨床心理士、保健師さんたちなど
すこし幅広く取材してみて気付いたのが、

「産後うつにつながる医療と福祉のエアポケット」です。


出産した病院・クリニックは
産後の一ヶ月健診が終わると
2人目の妊娠や何か身体的に気になる事が出てこない限り、

お産を担当した患者さんに会う事はほとんどありません。


分娩における産婦人科の基本的な役割は
安全に赤ちゃんを産んでもらうこと

ですし、

もし分娩時に何かあれば小児科や新生児科など
別の専門家がいる科にバトンタッチする事になりますが、

特に問題がなければ、
産科は一旦、お役ご免になります。


だから
一ヶ月健診が終わってしまえば、
その後、患者さんがどうなったのか知るすべはありません。

もし、産後うつになってしまった場合は
産婦人科ではなく、精神科・心療内科の領域になるので

「産科医は産後うつの実態についてはなかなか分からないし、
これからの領域なのではないか」

と多くの産科ドクターがおっしゃっていて、
確かにそうかもしれないなぁと思いました。


産婦人科では
「気になる患者さん」というのは概ねチェックをしていて、
助産師・看護師さんが地域の保健師さんなどと情報共有を図ったりして
産後4ヶ月くらいまではフォローを入れたりするそうですが、

あとはそれぞれのママたちの「人生」の話になってきますから、
あまり強く踏み込みにくい部分はある、というのは理解できる話ではあります。

この後は「何かあった時に面倒をみる」という意味で
「福祉」の領域になるわけです。


もちろん産後うつについて
詳しい先生もいらっしゃると思いますし、
産科の先生方を非難する意図は120%!!ありませんし、
これが「産後うつの原因だ!」などとまとめる気は全くありませんが、

構造的には「医療と福祉のエアポケット」が出来てしまっていて、
その「穴」にスポッと落ちてしまったママの中に

もしかしたら
産後うつやマタニティ・ブルーになってしまった人もいるのかなぁ
と想像しました。


現在は産後ケア施設が増えていたり、
一部では産後の二週間健診が始まったりして、
「エアポケット」を埋める活動も増えてきているようですが、
まだまだ「まだら模様」な感じです。


僕が娘を育てている経験からは、

特に3歳までが大変なので、
幼稚園に入るくらいまでは、


【医療と福祉がコラージュしたシームレスな子育て支援】


をしていった方がいいんじゃないかなぁと思っています。

これで税金が増えるのなら僕は
受け入れた方が結果的には自分たちのためになるんじゃないかなぁと思いますが、

皆さんいかが?

監督・父
豪田トモ

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