対話の習慣は児童虐待を減らす!!

今月11月は「児童虐待防止推進月間」です。

僕がニュースを見ていて、
心がギュンと痛くなるのが、虐待のニュース。

子どもは親からの十分な愛情を受け、
笑顔いっぱいに育って欲しい!!

と願っているのだけど......、

悲しい事件を見るたびに、
怒り......、
失望......、

そして、
無力感......、

責任感すら、感じてしまいます。。。

==========================
令和3年度の児童虐待相談対応件数は、
207,659 件で過去最多。
==========================

悲しいことに、周りの誰にも気づかれず、

【虐待によって亡くなる子どもは年間50人以上】

にのぼります。
(1週間に1人の子どもが虐待死しています)。

現在、病気や死亡、精神疾患などで実の親が育てる事の出来ない
「要保護児童」は全国で約4万人以上。

そのうち、乳児院や児童養護施設にいる子どもたちは、
34,000人いますが、

その大半の入所理由が虐待だそうです。

愛する日本で、

これだけの子どもたちが大変な想いをしている。

どうにかしなきゃいけないと、本気で思います。


【育児環境の改善は、虐待問題の改善につながる】

と僕は考えていますが、
映画『こどもかいぎ』を作った今は、

【対話の習慣も、虐待問題の改善につながる】

と考えるようになりました。

誰かと対話ができれば、

・孤立感が減るし、

・ストレスも減るやすくなるし、

・聞いてもらえることで安心感が生まれるし、

・自分は一人じゃないって思える機会が増えるし、

・アドバイスをもらえるし、

・自分自身で気づくことも増えるし、

・何より、助けを求められる。

対話の機会によって、

児童虐待から遠ざかる可能性が高まるんです。

僕らが作った映画の上映を通じて、

「子ども虐待」への意識を高め、

保護者と子どもへのサポートを強化していく事が出来れば......

と願って始めた

「虐待防止キャンペーン」は、
今年で11年目を迎えます。

映画の上映に先立って、
虐待の原因と予防法などを主催者さんに語っていただくことで、
上映料金を割引にするプロジェクトです。

https://www.umareru.jp/everycinema/abuse-prevention.html

自分たちに出来ることは何だろう......。

みんなで考えていきませんか?


監督・父
豪田トモ


★映画『こどもかいぎ』自主上映会の受付がスタート!!
https://www.umareru.jp/everycinema/kodomokaigi-everycinema.html

spacer
image

カテゴリ

spacer
image
spacer
image

月別 アーカイブ