11月は「児童虐待防止推進月間」です。

こんにちは、プロデューサーの牛山朋子です。

ご存知の方も多いかと思いますが、

【毎年11月は「児童虐待防止推進月間」】です。

それに合わせて、映画『うまれる』シリーズの自主上映会でも、
過去3年に渡り、

虐待防止キャンペーンを実施】

しています。

============================================
児童虐待防止を目的とした自主上映会を開催された場合、
上映費を10%OFFにさせていただく
============================================

というものなのですが、
お申込みいただいた自主上映会の約4割の方たちに、
虐待防止キャンペーンに参加していただいています。

映画『うまれる』の虐待防止キャンペーンの特徴は、

・虐待の定義・・・何をもって「虐待」というのか、「しつけ」との違いは?
・原因・・・なぜ愛する子に手をかけてしまうのか?
・長期的な影響・・・虐待を受けた子どもがどのように大人になっていくのか?
・改善案・・・どうすれば虐待を防止することができるのか?

という事について、監督の豪田トモがリサーチさせていただいた5分程度の
論文のようなものを、上映前に、お読みいただくという点です。

映画『うまれる』シリーズと児童虐待とが結びつかないという
方もいらっしゃるかもしれませんが、

特に、1作目の

【映画『うまれる』は、虐待経験のある女性が新しい命を迎える話】

が大きなストーリーになっています。

======================================================
親子関係の負の連鎖に怯えながらも、
旦那さんや助産師さんのサポートによって、
その葛藤を克服していくママの歩みや、
その他の登場人物などを通して映画で描かれている事は、
虐待防止の大きなヒントを秘めている
======================================================

と考えています。

2作目の『ずっと、いっしょ。』も、
直接、虐待のストーリーは入っていませんが、
「家族」の絆やつながりを感じていただくことは

虐待防止につながると考えております。

監督の豪田トモは、

虐待が起こる原因は、

1.
自身も、親から何らかの虐待を受けている、
もしくは、親から十分な愛情を受けずに育ち、
子どもを育てる「しつけ」るための方法として、
「虐待」的行為しか知らないため。

2.
子育ての主要な役割を担う母親が、パートナーや親、
地域からの十分なサポートを受けておらず、
心理的、社会的に、孤立しているため。

とし、

【虐待の問題に取り組む事は、育児環境の改善につながる】

と考えています。

==============================================
虐待に追い込まれる子どもとママに手を差し伸べる事が
・親が幸せな子育てを楽しむこと
・パートナーシップや、家族の絆を育(はぐく)むこと
・優秀な未来人を産み出すこと
などに大きく関係する
==============================================

のではないかと感じています。

どんな理由があれ許されない犯罪はありますが、
虐待をした人だけがおかしいのだ、と考えると
将来的な問題解決には結びつきません。

私たちが共に感じ、考え、助け合い、行動する事によって、
この問題は改善できるのではないかと思うのです。

ぜひ皆さまもこの機会に、
虐待としつけ、そして子育ての関係性について、
考えてみませんか?

★ 映画『うまれる』虐待防止キャンペーン ★
http://www.umareru.jp/abuse-prevention.html

★ 監督・豪田トモによる虐待防止宣言文 ★
http://www.umareru.jp/blog/2012/11/post-853.html

spacer
image

カテゴリ

spacer
image
spacer
image

月別 アーカイブ