映画『うまれる』の自主上映会を主催してくださった妊婦さんのご感想

妊娠と悪阻や様々な検査の連続で心が何度も折れそうになりましたが、
家族やスタッフ、友人やボランティア、地域の人々の温かい支えで
上映会が実施できました。

たくさんの人の支えの中で「うまれ、生きている」ことに
改めて気がつくことが今回の上映でできたと感じました。

実は、上映準備を進める中で
体調を何度も崩してしまい、病院を転院しました。

そこで分かったことは、

不規則抗体

という珍しい血液に私自身がなったことです。

その血液はお腹の赤ちゃんを母親の抗体が
異物として攻撃してしまう可能性がある血液ということでした。

悲しくて何度も泣きましたが、
くよくよしていても始まらないと考えました。

このような気持ちになれたのも、
「うまれる」という映画を自分自身が観ていたからこそ
であると思います。

「うまれる」という映画がなければ、
ここまで自分が強くなれたとは思えません。

そして、自分自身が強くなれたように

「映画の中にあるたくさんのメッセージを多くの人に届けたい」

という一身で頑張れました。

お腹の子どもも、上映会当日には安定期になり、
医師からも正常に成長していると言われ、安心しました。

スタッフやボランティアも、
上映会に参加できて本当に良かったと言われ、
そして映画を観たお客様から

「本当にありがとう」

「ずっと観たかった」

「何か乗り越えられる気がする」

「生きていく勇気がわいた」

「うまれてよかった」

など等、たくさんの感謝を言われ、
上映会をして本当によかったと感じました。

今後もより多くの人々に観ていただきたい映画であるし、
幼い頃から命にふれられる素晴らしい映画だと思います。

終わりに、自主上映をさせていただきまして
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

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