映画『ヒバクシャ ~世界の終わりに~』

hibakusha.jpg

先日、『ヒバクシャ ~世界の終わりに~』を監督された
鎌仲ひとみさんと対談させていただきました。

鎌仲さんは放射能汚染や原発についてのドキュメンタリー映画を
作られて来た、僕が敬愛している監督さんでしたので、
お話を聞かせていただけたのは非常に光栄でした。

 kamanaka_Tomo_Robin-S.jpg ※ 左から僕、鎌仲ひとみ監督、ワダタツヤさん

映画『ヒバクシャ』は傑作中の傑作です。

アメリカ軍の空爆で落とされた劣化ウラン弾から出る放射能で
次々と白血病になるイラクの子どもたちの話から始まり、

現在でも放射能被爆で苦しむ広島の方々、

そして核施設からの放射能漏れによって
住人が次々と死んで行くアメリカの田舎町の話。。。

(例によって、「科学的には証明されない」そうですが)
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福島原発事故の低濃度汚染の影響によって、
10年後にほぼ確実にやってくるであろう、
大量の白血病、流産、不妊、障害の数々、、、

そして「関係性が認められない」とされるであろう事を考えると、

これはある種、ホラー映画です。

2003年のドキュメンタリー映画ですが、
いま見ても全く褪せるところはなく、逆に原発事故後の
今見ても「手遅れにならない」と思います。

本作と、核再処理工場が建てられた青森県六ヶ所村の人々を中心に、
10年後、もしくは隔世遺伝でやってくる放射能の恐怖を描いた
『六ヶ所村ラプソディー』はDVDになっています。

『ヒバクシャ ~世界の終わりに~』
http://tinyurl.com/7q9j9q8

『六ヶ所村ラプソディー』
http://tinyurl.com/83jwtfu

購入すると4,000円弱ですが、
これを観た事でもしかしたら命が助かるかもしれないと思うと、
激安だと思います。

昨年公開された最新作『ミツバチの羽音と地球の回転』は、
環境大国スウェーデンの人々の暮らしから
日本が歩むべき道を示しており、
こちらは全国で自主上映会が開催されています。

http://888earth.net/top.html

スタイルは映画『うまれる』と全く異なりますが、
命の尊さ、命を守る、というメッセージには、
共通点が多々あるのかなと思います。

未来人のためにも、ぜひ見ていただき、
そして行動していただけると嬉しいです。

また、鎌仲監督と僕、当対談の主催であり、
映画『うまれる』のアドバイザーにもなっていただいている
ワダタツヤさんとの三者対談は、インタビュー・サイト
「スピリチュアル・ボイジャーズ」にて掲載されております。

http://www.questcafe.jp/interview/interview_vol044.html

命から原発まで非常に多岐に渡るお話が展開されています☆

※ 音声でもお聞きいただけます。

監督・父
豪田トモ

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