「子供ほしい」、日本最下位
というニュースがありました。
イギリスの調査によれば、ヨーロッパ、アジアなど主要18カ国の日本人481人を含む計約1万人の男女からのアンケートによると、
「子供がほしい」
「充実した人生に子供は必要」
とした度合いは、日本が最も低かったそうです。
「子供ほしい」、日本最下位=18カ国1万人調査−英カーディフ大
残念だなぁと思うと同時に、正直、「分かる」という気もしています。
ついこないだまで、僕も「子供がほしい」、「充実した人生に子供は必要」という価値観がなかったからです。
いまは家族と幸せに過ごしていますが、映画『うまれる』を作ってなかったら、多分違ってたと思います。
僕の場合は、両親の仲、そして両親との関係が透明でなかった事と、それまでの人生で父親になる・家族を持つ素晴らしさをあまり教えてもらう機会がなかった事(もしくは聞きたくなかった)、だから、「子供がほしい」、「充実した人生に子供は必要」という価値観が持てなかったのかなと感じています(あくまで僕の場合)。
いま僕は、家族を持つ・父親になる事の素晴らしさを感じています。
映画の中にもありましたが、望んでもなれるものではないし、様々な『うまれる』形があると知った以上、僕自身に出来ることを少しずつやっていきたいと思っています。
妊娠9週目だったママです。
今日、定期検診で産婦人科に行ってきました。
検診結果は繋留流産とのことでした。
結婚4年目初めての妊娠。喜びの中の出来事です。
友達にこの本「うまれる」を去年貸してもらい、第2章まで
読んでいました。
こどもは私たちを選んで来てくれた。
一番落ち込んでいた時期での妊娠に本当にありがとう、
来てくれた時から、やさしい子だねって言ってました。
繋留流産・・・全く流産の症状はなく
毎日成長を心配していた親心をくみ取って
くれたのか、最後まで親を気遣ってくてたのだとそう思います。
最後までやさしい子でした。
この本を最後まで今日読みました。
励まされ、前を向かなくちゃとの思いももてました。
まだ気持ちの整理には時間はかかりますが、この子の分まで生きていきたいと思います。
そして、またいつかパパとママになりたいと思います。
自分たちの命も、子どもの命も大切に今を生きたい。
うまれるに出会えてよかった。
ありがとうございます。