初日一回目、僕が号泣してしまった回に観に来てくれた弟より

僕には4歳年下の弟がいるのですが、右の目が半分開かない状態で産まれてきたことから、
ずっと入退院と手術を繰り返していました。
「知恵おくれになる」と言われたのは、何度かの手術のあとのことです。
当然の事ながら、弟に手間がかかったために、
精神的にも、物理的にも、両親が僕の側にいてくれる時間は少なかった。
だから、僕は「親の愛情」というものを、
何だかよく知らずに育った気がしています。
そんな状態が続くうち、そもそも自分の存在価値がよくわからなくなってしまいました。
自分はなぜうまれてきたのか。。。
何のために生きているのか。。。
このことが映画『うまれる』を作る伏線になるのですが、
弟とはいつも仲が良かったです。
と言うよりも、弟は僕のことがすごく好きでいてくれてたんですよね。
不思議と(笑)。
たぶん僕は弟ばかり注がれる愛情に、嫉妬と寂しさから嫌な兄だったと思うんですが、
でも弟は僕にずっと愛情を注いでくれていました。
いま考えると、無意識のうち、弟は両親の分を補おうとしてたのかな、
と思います。

そんな弟も、いよいよ「叔父」になろうとしています。
企画・監督 豪田トモ
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素敵なお写真ありがとうございます!!!
弟さんのメッセージ嬉しいですね。
読ませていただいてあたたかな気持ちになりました。
叔父さんとして、誕生を待ちわびていることでしょうね。
赤ちゃんを優しいく可愛がる弟さんの光景も目に浮かぶようです。
ご両親はは無我夢中だったんですですよね。
私も多いにあったかな。
兄弟は知的障害の息子(重度)に優しく育ちました。弟さん同様
息子は、兄弟が大好きです。
話や文字での表現は難しいですが笑顔は最高です。
破水されたようですのでいよいよですね。
ママ、ガンバッテ!!