うまれる ずっと、いっしょ。|映画『うまれる』

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うまれる ずっと、いっしょ。

【産後うつ】延々と続く孤独感

こんにちは、企画・監督の豪田トモです。

先日より、
小説のテーマの1つとする事になった"産後うつ"について
様々な取材を進めています。

今回は僕が感銘を受けたお話しについて、
ご本人に許可をいただき、皆さまにご紹介させていただきます。

新しいいのちが産まれるのは幸せなことではありますけれど、
環境次第によっては大きな負担にもなってしまいますね。

そして孤独感。

ママにとっても
パパにとっても
気づきと学びの多い内容じゃないかなーと思います。

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未来への不安、足元の固まらない不安定さへの恐怖、

そして、

壮絶な孤独感がやってきました。


とにかく延々と続く孤独感。


夫の仕事の関係で、衣食住別々の暮らしです。
夫婦で親元を離れ、居を持ちましたので、近くに親類はいません。

夫婦で力を合わせていかねばならないのに、夫婦としての未熟さで、
離れて暮らす親類との人間関係も悪化していきました。

義母の励ましの言葉も、
産後の私には耐え難い言葉でした。

夫婦間のすれ違いもだんだんに重なっていき、
満たされた気持ちになることはありませんでした。

親としても、一人の人間としても、延々と続く孤独感。

孤独感、

孤独感、

孤独感、

孤独感、

孤独感。

という感じです。


誰も私を助けてくれない。

いま、踏ん張るしかない。

いま、我慢するしかない。

例え、自分が死んじゃったとしても、いまは踏ん張るしかない。


そんな繰り返しから、夕食後、洗い物をしている時に、
ブラックホールに吸い込まれていくような感覚に陥るようになり、
崩れ落ちそうになる毎日が、2人目の産後2年ほど続きました。

過度のストレス、過労により、歯磨きも出来ないくらい弱ってしまいました。

義母には、体調の悪さを理解してもらえず、
2人目が2才になるまで、もめ続けました。


そして、
その後3人目を妊娠しましたが、中絶しました。


本能的に、

いま、産んだら、私は癌で10年以内に死ぬ。


と思ったからです。

追い詰められていた私は、
義母と普通の会話すら出来ない状態になっており、

義母からの電話があると、
着信音だけで過呼吸を起こすようになっていました。


理解してくれた夫を挟んで義母と話し合いを持ち、
夫が全てを飲み込んで義母との仲を取り持ち、守ってくれました。

夫とは、この中絶を境にすれ違いを乗り越える事が出来ました。


その時から、少しずつ、少しずつ、
自分の健康を取り戻す闘いを始めました。


私の本能的に感じたものが当たり、乳癌がわかりました。


ただし、初期でしたので、現在飲み薬のみの治療中です。

3人目を産んでいたら、きっと検診にも行かず、
手遅れになっていただろうと思うと、ぞっとします。


泣いて泣いて泣きつくして堕胎しましたが、
あの子が居なければ、私たち家族は崩壊していました。

左胸と赤ちゃんを無くしましたが、
2人の娘と夫を守りきれた、と思っています。

(6歳・女、4歳・女(自閉症)のママより)
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薬のみの治療とはいえ、病気と向き合いながら
お子さんを育てていくのは、本当に大変なことだろうと
想像しています。

その後、

だんなさんに、「ただただ、話を聞いて欲しかったんだ」
ということをお話したところ、「思慮不足だったよ、ごめんね」と
受け止めてくれた時に、心が通じ合った気がしました、
という後日談を送っていただきました。


産後うつの原因となる、
どうしようもない孤独感を払拭するための方法は
これ!という1つの決定打があるわけではないので、
いろいろな方面から考えていく必要があるかとは思いますが、

誰か(多くはだんなさん)に、
ただただ、話を聞いてもらう、ということが
1つの大きな解決策にはなりそうですね。

体験談を送ってくださったママが、
少しでも元気になっていることを祈ります。


ただいま産後うつについて取材を進めています。

ぜひ、産後うつを経験してから2人目、3人目のお子さんを
妊娠・出産された方、体験談をお聞かせください。

1件1件、大切に読ませていただいています。

http://www.umareru.jp/blog/2017/09/12.html


また、
10月15日に言いっぱなし座談会も予定しています。
お子様連れでもかまいません、ぜひ、ご参加ください!

★ 詳細・お申し込みはこちらから
http://www.umareru.jp/sangoutsu-meeting.html


貴重な経験のシェア、ありがとうございます。

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