子どもの可能性は、「広げようとする」のではなく、「狭めない」

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先日、有料メルマガの特典オーディオ用に
『うまれる』の父、でもある、

【産科医・池川明先生との対談を】

収録させていただきました。

当日は同行に当選した3名の会員の方も同席し、
生で対談を経験いただいただけでなく、質問タイムも設けたので、
とても充実した時間を過ごしていただいたようでした。

さて、
池川先生との対談では、
いつものように、たくさんのたくさんの学びがありました。

「産科医」という枠を飛び越えた活動をされている先生と
お話させていただいていると、

いつもお坊さんもしくは哲学者の方に
お話を聞いている感覚になりますが(笑)、

良い話がたくさんありましたので、
少しシェアさせていただければと思います。

今回、「なるほど!」と思った一つが、

【子どもの可能性は、「広げよう」とするのではなく、「狭めない」】

という名言。

親としては、子どもの可能性は広げていきたいと、思いますよね。
でも、池川先生の

「広げようとするのではなく狭めない」

という捉え方は目から鱗でした。

池川先生の意図するところは、

「子どもの可能性を「広げよう」とすると、
どうしても親の価値観が入ってくる。

でも、人の価値観は年齢や状況と共に変わるし、
求められる資質も時代の変化によって異なる。

人の知識や経験にも限りがあるので、

親が「広げよう」とすると、
場合によっては、逆に子どもの可能性を狭めてしまうこともある。

そもそも、

===============================================
親が「広げよう」と試みる前に、
子どもは元々、無限大の広い広い可能性を持っている
===============================================

ので、

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親が主導権をもって、意図的に「広げよう」と取り組むよりも、
子どもの「活き活きさ」を「狭めない」ようにアプローチする
==========================================================

方が良いのではないか」

という事なのです。

このお考えに、僕は心から感銘を受けました。

命の危険や、怪我や病気から子どもを守るために必要なことは別にして、

====================================================
「子どものため」と思って大人が取り組む事は、
本当に愛する子どものためになるのかどうかは、
正直、何十年と経ってみないと分かりません。
====================================================

「子どものため」と思って、
叩かれながらしつけられた人が精神的に病んでしまったり、

「子どものため」と思って、勉強させられ続けた人が、
大人になっても、無意識のうちに愛情と認知を求めて彷徨っていたり、

「大人の選択」

が本当に子どもにとって助けになるかどうかは、

様々な立場の方々に取材・撮影させていただいて、
強烈に考えさせられる事の一つです。

社会が安定している時と激動の時代とで、
求められる資質は全く変わってきますし、

僕個人としても、親として「子どものために」何をどうすべきか、
いつも悩みます。

そんな時に、
先生の

「広げようとするのではなく、狭めないようにすればいいんですよ」

という一言には「なるほど! そうだよね!」と唸りました。

意味は同じように感じられるかもしれませんが、
アプローチの仕方と、それに伴う結果が、たぶん、違って来るんだろうなぁと思います。

皆さん、
どう思われますか?

池川先生との対談オーディオはコチラから

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聞きどころ満載! 産科医・池川明先生との対談オーディオ!
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監督・父
豪田トモ

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