うまれる ずっと、いっしょ。|映画『うまれる』

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うまれる ずっと、いっしょ。

不妊治療、流産、そして。。。新しい命の誕生

新しい命が誕生しました。
幸運を授かったのは、東京都郊外に住む井上さんご夫婦、妻・貴子さん39歳、夫・潤一さん44歳。

junichi&takako.jpg

本当にかわいい赤ちゃんが産まれましたが、ご夫婦のこれまでの道のりは、失望と諦め、そして不安の連続だったようです。

貴子さんは若い頃に卵巣を1つ摘出していたこともあって、結婚してすぐに不妊治療を開始しました。

2年ほど続いたクリニック通いは、言わば「拒絶」の連続。

毎月のように検査をしては「ダメでした」と言われる日々で、「女性として失格と言われているような感じでした」と回想しています。いつまで続ければいいのか。。。やめられない不妊治療の末、

やっと出来た。

と思ったのも束の間、流産。。。

潤一さんの悲しみもかなり大きかったようです。

しかし、妻の貴子さんが感じたのは、悲しみだけでなく、実は少しほっとしたような気持ちだったとのこと。その流産をきっかけに、本当に赤ちゃんがほしいのか、家族とは何か。。。考えさせられたとおっしゃっていました。

そして、しばらく不妊治療をお休みしながら、パートナーの大切さを改めて感じた2年後、

「子どもがいなくても自分は未完成な存在じゃない。2人の人生を楽しもう」

と本気で思えるようになった直後に、ようやく、ようやく赤ちゃんが降りて来てくれたのです。

赤ちゃんは分かってたんですね、両親が本気で準備できた時を。

5年越しの妊娠でした。
喜ぶお二人はお腹の赤ちゃんを「のんちゃん」と呼び、10ヶ月間、いつも話しかけていたそうです。

今回、ご夫婦は自然な分娩を望み、国分寺の矢島助産院での出産を選びました。
貴子さんは39歳での初産ですので、一般的にリスクが高いと言われる「高齢出産」。

矢島助産師もその点は非常に心配していましたが、ご夫婦の信念は「出産は病気じゃないから医療が介入する必要はない」というもの。
ドクター夫婦のこの言葉は意味深いですね。

そして、不安な面はたくさんありながらも、楽しい10ヶ月が過ぎ、いよいよ出産予定日。

私たちも、井上さんご夫婦の出産を心待ちにしていたものの、予定日を過ぎても連絡はなく、数日が経過。。。お2人には「おしるし」があったら一旦連絡をいただき、陣痛が10分間隔になったら再度連絡をいただいて急行する事になっていました。

が、

朝6:07 ぐっすり熟睡していた私の携帯に突然の電話。
飛び起きて電話に出ると「夜中から急に陣痛がきて、今助産院に着きました!もう子宮口が7cmまできています!」という興奮気味の潤一さんからの電話。

ひゃー、待ちに待った出産です! おしるしもなく、あまりに突然の電話にうろたえつつ、もちろん化粧もそこそこに、TOMOとカメラをかついで国分寺の矢島助産院に直行。

間に合うかしら。。。でも初産だから時間はかかるはず。。

7:13 はやる気持ちを押さえつつ、助産院に行ってみると。。。

貴子さんの声が漏れ聞こえてきます。 陣痛の進みが良くなかったので、潤一さんはしばらく部屋の外で待機していたんですが、私たちが到着してすぐに、カリスマ助産師の矢島さんから「もう出ますよー!!」とのアナウンス。

のんちゃん、待っててくれた☆

7:17 カメラを持って、立ち会い開始です。

だんな様の潤一さんと貴子さんのお母様が隣りで立ち会っての出産。

「痛ーーい!!!」

いきむ貴子さんは苦しそう。

ゴッドハンドを持つ矢島助産師ともう1人の助産師さんが腰をさすりながら、「上手だねー、上手、上手」と励まします。

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そして潤一さん。 立ち会い出産は増えたものの、多くの男性は、出産は女性のもので、男は何もする事がないから立ち会っても仕方がない、という印象を持っていると思いますが、何の何の、潤一さんを見ていると、

「出産は夫婦二人で行うもの」で「夫には重要な役割がある」

と思わされます。

矢島助産師の横で妊婦・貴子さんの手をしっかりと握り、

「がんばってるね。」「もうちょっとで楽になるからね。」

と声をかけています。

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命をかけて命を生み出す瞬間なのだけど、がんばっているお母さんと赤ちゃんをみんなで応援しあって、なんというか、和やかな幸せな時間。

8:08 いよいよ、のんちゃんの頭が見えてきました!!

矢島さん「そろそろ出ておいでー!!」

助産師さん「上手だねー!!あともうちょっと、もうちょっと!!」

潤一さん「いいよ~、もうすぐだよ。頭見えてるよ~。」

貴子さん「うーん!!!!!!」

そして、、、、、

8:13 つるっ

のんちゃん、誕生!

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言葉では言い表せない感動の瞬間。 自然な分娩なので、全く血も出ない、本当にきれいな、美しい、神秘的なお産でした。

潤一さんががんばった貴子さんを「ありがとう。がんばったね」と抱きしめた時は、本当に感動でした。

潤一さんも、治療に心もカラダも疲れてしまった貴子さんを励ましながら、5年間待っていた赤ちゃん。

しかも、彼は、災害救命医療のドクターなのです。

災害の救命センターに運ばれてくる人たちは、どんなに手を尽くしても、8割方が亡くなってしまうそうで、日々、死と直面して仕事をしている彼にとって、目の前で命が誕生する、ということは、大きな意味を持っていたと思います。

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初めて父親になった男の涙は美しい!

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あとは、写真をみてください。
産まれて10分後くらいです。

もう、かわいくて、かわいくて! 潤一さん、今から「美人だーーーー」と親ばかぶりを発揮していました(笑)。

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今回も、本当にあたたかい、家族、ということを考えさせてくれるお産に立ち会わせていただきました。

この2人を選んだ赤ちゃんはどんな思いで産まれてきたんでしょうね〜。

おめでとうございました!!!

映像もお楽しみに★
(プロデューサー:牛山)

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コメント(2)

mixiから、こちらにきました。

ほんとうにいのちの誕生って素晴らしいですね。

赤ちゃん、ちいさぁい~!かわいい~!
そしてパパとママの表情もステキです。

感動をありがとうございます。

9月に自宅出産をする予定です。

私自身、自宅出産ということもあり、
助産師の矢島さんの本を、先日たまたま手に取り、
色々調べているうち、こちらのページを拝見しました。

井上さんご夫婦、とても素敵です。
私自身もあと2ヶ月ちょっとしたら、
こんな素敵な場面に出くわせるのかと思うと、
きっとつらいであろう陣痛の痛みも女としての喜びに
変わるのかな…?なんて期待してしまいます。

私たちも、お二人のように
笑顔で赤ちゃんを迎えたいなと思います。

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