「繋がること」の大切さを"映画の上映会"という形で伝えよう

今月11月19日、
大分市の「お寺」で映画『ずっと、いっしょ。』の上映会が開催されます。

こちらを主催されている常妙寺の永石光陽さんとは面白いつながり。

新潟に住んでいらっしゃった数年前に、奥様の美穂さんが、ある団体の職員として、
『うまれる』の上映会を主催していただいた事がきっかけでした。

美穂さんが『うまれる』をご覧になったのは、
新潟市内での別の上映会。

この時、僕も講演にお呼ばれしていたのですが、
人数が10人に満たないくらいという珍しい講演会で、
少ない人数に、やりにくさを感じながらも、
その分、一人一人の心により届くようにと頑張りました。

実は美穂さん、
お子様を望まれていたものの、なかなか授からず、
流産も経験し、、、と命に向き合う日々を過ごされていらっしゃいました。

その事もあったのか、映画も講演もとても感激してくださり、
数ヶ月後に自ら上映会を企画し、僕も講演会に呼んでいただきました。

その翌年だったでしょうか、
何と赤ちゃんが授かったという嬉しい連絡が!!

命に向き合い、上映会をしてくださる方の
妊娠報告は本当に多いのですが、
何となく、赤ちゃんは空から見てるのかな、と思ったりしました。

その数年後に「永石ですー。夫が寺を継ぎまして。」
と何と大分から連絡をいただき、今度はご夫婦で上映会と講演会を企画し、
ご自身のお寺で開催するとの事。

2作目『ずっと、いっしょ。』の公開間際でしたが、
嬉し勇んで駆けつけさせていただきました。

その時の様子がこちらのブログです。
http://www.umareru.jp/blog/2014/11/post-1458.html

そんな永石さんご夫婦は
再び、お寺での上映会を企画してくださっていますが、

夫の光陽さんがFBに書かれていた事が素晴らしくて感激しちゃったので
皆さまにシェアさせていただきます。

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この映画は是非いろんな方に見て欲しい。

内容もさることながら、
この映画のコンセプトが面白い。DVD販売・レンタルがないことだ。

作品映像をより多くの人に観てもらうことは、
今の世の中あらゆる手段を講じればできる。
しかし、この映画を作った監督やスタッフはそれを良しとしない。

なぜなら監督は映画の上映会を通して、
人が時間と空間を共有することを希望している。

上映会を開催するスタッフ、映画を楽しむ受け手、それぞれが、
共有して築きあげて行くことを大事としているようだ。

自分一人でDVDを借りて、映像を見ることは容易い。
集中して、自分の好きな時間に手軽に見ることができる。

だけど、上映会で観ると勝手は違う。
時間に制約がある。
準備も大変で煩わしいことが多い。

だからこそ、沢山の人の力添えと智慧を結集して行う上映会は、
一人で映像を観た時とは違う感覚を受ける。

どちらにも良さはあると思う。
だけれども「繋がること」の大切さを
"映画の上映会"という形で伝えようとしていると思う。

2年前、大分に監督を招いて上映会を行った。
その時も準備から色々と大変であった。
急遽、今年上映会を再び行うことを決めた。
前回、裏方として集まってくれたスタッフが再び集まってくれた。

これは一人で観ていただけでは、残せないものが、確かにここに残っていた。

上映会の企画、運営に際して、
私は「諸法無我」というお釈迦様の教え

「すべての出来事や存在は、あらゆる縁が重なって存在している」

を実感するようになった。

今回の上映会の映画「ずっと、いっしょ」も
人との縁、繋がりを感じさせてもらえる素敵な作品だ。
是非、近くでこの映画の上映会があるときは、足を運んで欲しい。
11月、そんな素敵な空間をみんなで作っていきたいと思う。

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光陽さんが映画を知ったのは奥様から。
奥様の美穂さんが映画を観たのは別の上映会、
その上映会を主催した方はまた別の上映会で映画を観て、、、
とこういう「ご縁」「繋がり」は本当に面白いなぁと思います。

「DVDを出して欲しい」というリクエストはいつもたくさんいただいて
ありがたいのですが、上映会をやめられない理由がここにあります。

いつも上映会をしてくださる皆さま、
映画でご縁を作っていただき、心より感謝です!

なお、当お寺での上映会の参加者は60名のみ!
すぐにご予約を!
https://www.facebook.com/groups/1540809789482326/

上映会が成功しますように〜☆

監督・父
豪田トモ

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