究極の子育てテク: 10秒ハグ

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先日、新潟県佐渡島に講演会に伺った時に、
子育てグループのママさんたちにじっくりお話を聞く機会があって、
僕も後輩として様々な育児のヒントを聞いていました。

その時に

「反抗期が割と早く終わった」

と控えめにおっしゃっていたママに「すごいなー」と思って、
考えられる理由をお聞きしてみたら、
一つだけ「もしかしたら」とお答えいただいた事が目からウロコでした。

「中学生くらいになるまで、毎日必ず10秒、ギュッとハグしていた」

なるほどなぁと思いました。

親子のスキンシップは、
子どもの成長と共に忘れられがちになっちゃいますが
(重くて抱っこできないという理由も、笑)、

最も大切で効果的な愛情伝達方法の一つですよね。

肌から伝わる親からの無言の愛情エネルギーは、

子どもに安心感と精神的落ち着きを与え、

ストレスと怒りを取り除く「魔法の杖」。

プチ科学的な話をすると、
ハグをすると、脳の下垂体から「オキシトシン」という
ホルモンが分泌され、幸せな気分になるのだそうです。

オキシトシンは
性行為、出産、授乳に出るホルモンとして特に知られていますが、
身体的な接触だけでなく、

「良好な対人関係」でも分泌され、
闘争心、恐怖心、ストレス等が軽減されるそうです。

そう聞くと、なんだか感覚的にも分かる気がしますね。

子どもが大きくなってくると、
どうしても誉める事よりも、叱る事・諭す事が増えてしまいがちですが、

叱るよりも前に大切なのは、
叱るよりも実は効果的なのか、

ギュッと抱きしめてあげる事かもしれません。

僕も先日、「テレビが見たい〜」と床で泣き叫んでダダを捏ねている
5歳の詩草(しぐさ)を

ギューーッとハグしてあげたら、
最初は「イヤー!」っ感じで抜け出そうと抵抗していましたが、
30秒くらいしてから落ち着いて来て、

「おさるのジョージが観たい」という強い欲求はどこかに消えていました(笑)。

大切なのは、日々のスキンシップ、コミュニケーションですね。

いつか嫌がられる日まで、しつこくハグするぞ(笑)。

目指そう、オキシトシン育児!

監督・父
豪田トモ

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