体験談より:「自分が大嫌いでした。」

自分が大嫌いでした。生まれてきた意味がわからなくなることもあった。

今は、愛してくれて味方でいてくれて、
何があっても私を嫌いにならないでくれる、
信じられる主人と出会えたことで、
前より自分を肯定できるようになりました。

私の祖母は、母に酷い嫁いびりをする人でした。
母が外出することは許さず、出かけなければいけない用事があれば、
かならず嫌味を言ったり、家に鍵をかけ、母が家に入れないようにしたり。

子供は嫌いと言い、
兄を妊娠した母に「こんな時期に(自営が忙しくなる頃)子供なんか作るな!」と。

生まれてすぐには、
「その辺に転がしておいても死にはしないから早く仕事をしろ」っと仕事をさせたり、
親戚のお葬式を手伝いに行った母に電話し、
「子供がうるさいから早く帰ってこい」と子守を拒否したり。

孫の私たちにも、
「うるさいから寄るな」「お前はバカだ」などと平気で言う人でした。

そんな祖母に育てられたからなのか、
父も自分勝手で、気に入らないことがあれば不機嫌になり怒鳴り散らす、
自分は間違っていても絶対謝らないし、
意地でも自分の言うことを聞かせようとする人。

小さい頃から、怒らせてはいけないとビクビクすごし、
恐くて話もできず、ほとんど会話をせずに過ごしてきました。

母は毎日、祖母の仕打ちに泣くか怒っているかイライラして、
我慢できなくなればキッチンでお皿を床に叩きつけて割ったり、
私たちに八つ当たりしたり。

家族で笑った思い出がなく、
小学生の頃から私は母に「もう離婚して!」ってお願いしてました。

この人たちはなんで結婚したのか、
子供は必要だったのか、
私は愛されて生まれてきたのか。

いつもいつも分からずに過ごし、
祖母や父の血を受け継いでいることが嫌で嫌で仕方がなかった。
母に父とのお見合いをすすめた人さえ、
恨んだ時期がありました。

自分は結婚もしたくないし、子供もいらない。
そう考えていたけれど、縁あって主人と出会い結婚できました。
子供も、授かれればいてもいいかなって思えるようになりました。

『うまれる』を観てたくさんたくさん泣いて、
色々考える機会を与えられました。

たくさんの人がこの映画を観て、
命や家族、それぞれの人生について考えられればと感じました。

子供を授かることができた人には大切に授かった命を育てて欲しいし、
全ての子供が愛されて生まれてきて欲しいし、
愛されて育って行って欲しいと願います。

いつかもし、自分が子供を授かることが出来たなら、
心から愛してあげたいし、
パパとママが愛し合って生まれた、
大切な大切な命であることを伝えて育てて行きたいと思っています。

(愛知県・ミミさん)

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★ 映画『うまれる』の体験談より
http://www.umareru.jp/experience/

★ 「親子関係」に関するブログはこちら
http://www.umareru.jp/blog/cat161/

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