『うまれる ずっと、いっしょ。』の学校上映をスタートすべきか!?

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こんにちは、プロデューサーの牛山朋子です。

1作目の『うまれる』は、一般の自主上映会だけでなく、
学校上映もたくさん開催していただき、大変多くの子どもたち、
学生さんたちにご覧いただいております。

ありがとうございます!

昨年公開した2作目『うまれる ずっと、いっしょ。』も、
学校上映を展開すべきか、、、

前作以上に、子どもたちには難しいテーマなのではないか、、、
という私たち自身の迷いもありましたが、

私たちが絶対に避けたいのは、

自分たち(大人)の判断だけで、映画を見せる見せない、

子どもたちが理解できる・できないを決めないという事。

そこで、
1作目『うまれる』を上映していただいた学校に
モニター校の募集させていただきました。

ようやく先週から
子どもたちの手書きの感想文が届き始めましたが、、、、

もう、びっくり!!!!!

子どもたちの感受性って本当にすごい!!!!!

・現在の全家庭の1/4がステップファミリー(子連れ再婚)とは言え、
血のつながりの物語は「自分にはカンケーない」と思われるんじゃないか。

・命を看取るという物語はピンと来ないんじゃないか。

・愛する人に残される60代の男性の物語はどこまで伝わるんだろうか。

そんなことを考えていた私たちが本当に恥ずかしい。。。(^^;

子どもたちの感じる心のすごさに圧倒されました。

今回は高校3年生のアンケートを
一部ご紹介させていただきます!

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3家族が命に対する問題や不安に立ち向かうのをみて、
死との向き合いや子どもとの間の問題に直面したときに、
しっかり向き合っている人を見れて、人生の見本となった。
いい経験だったと思う。この映画を見れてよかった。

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みんな一生懸命生きていて、家族もいて、
自分はとても幸せなんだということに気づけたのがよかった。
大切な人をもっと大切にしていきたいと思った。
将来結婚した人と、子どもと、精一杯生きていきたいです。

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幼い頃に比べて家族と過ごす時間がすごく減ったと思う。
自分の帰りが遅くて一緒にご飯を食べられないことが多くなったけど、
早く帰ってご飯の時間くらいは一緒に過ごしたいと思った。

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シャボン玉のような人生、割れてきえてしまう前に、
できるだけたくさんの思い出をつくり、
最期の瞬間は笑顔でいたいと思いました。

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最愛の妻を亡くした話は、思わず涙が出てしまう心に響く話でした。
私も、妻の最期に自分に感謝してもらえるような夫になりたいと思った。
「素晴らしい人生をおくれたのはあなたのおかげです」
「また会いましょう」は涙が出ました。

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『うまれる ずっと、いっしょ。』の中には、
最愛の奥様を亡くされた60代の男性が、時間はかかるものの、
その堪え難い悲しみを少しずつ受け入れながら、新しい人生を歩み始める、
という物語があります。

10代の若者にとっては、

どうしても「旅立つ」「看取る」「残される」という事は遠い話になって
しまうので、なかなか感じるところまでいかないのでは?
と大人は思ってしまいますが
(とは言え、大人も遠い話になっているかもしれませんね)、

映画の中で様々な課題に向き合う家族の姿に、
しっかりと、命の儚さと重さ、家族の尊さを感じていることが分かります。

感想を寄せてくれたみなさん、
ご協力いただいた先生方、どうもありがとうございました!!

感想に、とても感動しました。

これから、『うまれる ずっと、いっしょ。』も、学校上映を検討します!

※ モニター校の募集は既に締め切らせていただいております。

※ 前作『うまれる』は学校上映を開催していていただけます。
http://www.umareru.jp/everycinema-3.html

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