障がい者雇用促進を目的に自主上映会をしませんか?

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※写真:先日多摩市で行われたバリアフリー版の上映会より

講演は、手話の方についていただいて行わせていただきました。

映画『うまれる』シリーズでは、
国や行政が毎年、一定の時期に実施している
社会的活動の啓発週間・月間に合わせて、

該当の内容に関する啓発活動を目的とした上映会を
実施された場合、「啓発キャンペーン」として、
【5%の割引】とさせていただいております。

★啓発キャンペーンの詳細はこちら
http://www.umareru.jp/everycinema-2.html#keihatsu

約3ヶ月後の9月は、厚生労働省を中心に、
障がいを持った方々の職業的自立意欲を換起すると
同時に、障がい者の雇用問題に関する感心と理解を深めることを
目的とした「心身障害者雇用促進月間」が毎年行われています。

障がい者の雇用は、

50人以上の企業に関しては、2%以上

と法律で定められているのですが、

実は、この法定雇用率の未達成企業が約5万社、55.3%、存在しています。
つまり、法律に反して雇用していない企業が半数以上。。。

そのうちの約60%が一人も雇用していないのだそうです。
(平成26年度・厚生労働省調べ)

確かに、"生産性"や"効率性"のみを追求したら、
障がいを持っている方たちは、できる仕事が限られていたり、
作業の一つ一つがゆっくりだったり、、、します。

でも、障がいを持っている方と一緒に働くことで学ぶことも
たくさんあることも事実。

たとえば、
1つ1つの"生産性"という面から見たら、大した仕事ができない、
という方も、その仕事の環境をものすごく明るくしてくれることによって、
全体でみたときの"生産性"が実は上がっていたり、

他のお仕事はできないけれど、ものすごーくパソコン入力が
早い方がいたり、、、!

実は『うまれる』では、
以前、制作させていただいた障がい者の方々のドキュメンタリーを
きっかけに、障がいを持った方たちが働く「作業所」に、
たくさんお仕事の依頼をさせていただいています。

自主上映会用のチラシやポスター、パンフレットなどの発送や、
各種パソコンへの入力作業
(パソコン入力が抜群にうまい方がいらっしゃったりします!)を、
お仕事として、お願いしています。

発送にしても、非常に数が多く、煩雑な時期もありますが、
ほとんどミスもなく、とても丁寧に作業をしていただいています。

誰しも、「仕事」という「役割」を持つことで、
生きる意味を見いだせたり、誰かの役に立てたり、
人生が楽しくなったりするのだと思います。

それは、障がいがある、ない、に関わらず、同じ。

もちろん、障がいの重度にもよりますが、「仕事」自体も、
生み出すもの、だと思います。

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9月頃、自主上映会をしようかな、と考えていらっしゃった方は、
ぜひ、同時に「障害者雇用促進キャンペーン」も実施してみてください。

また、全然考えてなかった!という方も、これを機に、
上映会をご検討してみてはいかがでしょうか。

★啓発キャンペーンの詳細はこちら
http://www.umareru.jp/everycinema-2.html#keihatsu

ちなみに、この「心身障害者雇用促進月間」ですが、
1948年にヘレン・ケラー女史が日本を訪問した事をきっかけに
始まったのだそうです。

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