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ずっと、いっしょ。
  • 最初は「つるの剛士さんって誰?」と思いました(笑)。

    「妊娠・出産」というと、女性の聖域的なところがありますけれど、たくさんの命の現場を体験させていただくうちに、一つの命を産み、育てるという究極の命題は、自身の生き方が問われる事でもありますし、男性にも出来る事がたくさんあるなぁと気づきました。

    そんな思いから、映画本編の中にも、男性たちが悪戦苦闘したり、大活躍したり、という様子がたくさん出て来るんですが、映画の雰囲気を作り出すナレーションも男性にやってほしい、という強い希望が元々ありました。

    そこで、公式ホームページを通じてまして、「ナレーションにぴったりの男性は?」というアンケートをとり、400名ほどの投票をいただきましたが、最も人気が高かったのが、つるの剛士さんでした。

  • 実は恥ずかしい話、僕はつるの剛士さんの事をそれほどよく存じ上げておらず、最初は「つるの剛士さんって誰?」と思いました(笑)。

    「オバカタレント」と呼ばれていることくらいは知っていたのですが(笑)、なぜこんなに支持があるのか調べてみたところ、子だくさんのイクメンで、非常に多彩な才能を持たれていることが分かりました。

    特に僕がこの人凄いなぁと思ったのが、人気絶頂のときに2ヶ月間の育児休暇を取られたということですね。

    僕はナレーションというのは、映画全体の雰囲気を作るナビゲーター的な役割を担いますし、ナレーターの方の生き方が声に出ると思っています。
    実際にお会いしてみたら本当に素晴らしい方で、つるのさんならピッタリ、ということでオファーさせていただきました。

  • つるの剛士さんの自然体の魅力

    実際の収録現場はすごくスムーズでした。
    冗談を言いながらも、ダメなときは徹底的にやり直していただいて、一切文句も言われず、非常にお仕事していてやりやすいし、楽しかったです。

    僕がやっぱりこの人すごいなーと思ったのが、つるのさんは全く読まずに素のままで「ういーっす!」って現場にいらしたんですよね(笑)。

    普通、台詞やナレーション文面を一切読まないで来るのは、困ったことなんですが(笑)、実際に読んでいただくまでどういう方向で行くべきか分からないので、現場でいろいろとコミュニケーションしながら僕らなりのナレーションを作り上げていこうと思っていたんです。

    そうしたら、全く何の準備もしないでいらっしゃったので(笑)、助かりました。
    もし、初めてのナレーションだってことで徹底的に読み込んでこられたら、ご自分なりのナレーション像が出来上がってしまって、逆に現場で修正しにくかったんです。

    そういう、つるのさんの感性の鋭さはすごく感銘を受けました。