「こどもかいぎ」
で伸びる13の力

1 聞く力
・他の人の話をしっかりと聞くことができるようになる
・相手が話している時に待つ力、集中力が身に付く
2 理解する力
・話の内容を理解する力が身に付く
・自分と違う意見への寛容さや共感力が育まれる
・自分なりの考えが浮き彫りになる
3 考える力
・自分で考える力・習慣が身に付く
・新たな発想や考え、好奇心が生まれる
4 表現する力
・話の内容を理解する力が身に付く
・自分と違う意見への寛容さや共感力が育まれる
・自分なりの考えが浮き彫りになる
5 繋がる力
・みんなで考えると、より良い解決方法が見つかることに気がつく
・語り合うことで、信頼関係が強まる
6 自己肯定力
・『かいぎ』の空間が「居場所」になることで、聞いてもらえる安心感や自己肯定感、自尊心が育まれる
・自分の発言を受け入れてもらえる「精神的スキンシップ」の積み重ねで、自己受容と自己理解が深まる
7 共感力
色々な人の話を聞くことで、自分と同じ考えがあることや自分とは違う意見があることを知り、共感性や多様性が育まれる
8 問題解決力
対話によって、お互いの違いを認識するだけでなく、擦り合わせ、妥協点を見つけるなど、暴力や攻撃的なコミュニケーションに頼らない方法で、現状を改善する力が育まれる
9 新しい価値を創造する力
話し合う中でお互いのアイデアをぶつけ合うことで、「1+1=3」になり、一人で考えているだけでは生まれなかった、新しい価値や仕組みを創造する力にもつながる
10 正解のない社会を生き抜く力
時代は急速に変化してゆき、「正解」だったものが数年後には「不正解」にもなりうる新しい時代においては、自ら思考するだけでなく、周りとの対話によって、情報とアイデアを交換し、「最善の策」を導く力が求められる
11 未来を信じる力
仲間と一緒に話し合って問題や課題を乗り越えた経験が、「話し合えば協力し合える」という信念や、大人になってから「自分たちの力で社会を変えていける」という希望になる
12 子どもを取り巻く現状の課題解決
虐待、いじめ、貧困、うつ、自殺、教育格差、ヤングケアラーなど、子どもの取り巻く様々な「見えにくい」問題は、子どもの話を聞く機会を定期的に設けることで、相談をすることが容易になり、SOSをキャッチしやすくなる
13 将来的な社会問題の減少
子どもの頃から話を聞いてもらえる場所や対話をする習慣があることで、問題解決において「話し合う癖」が付くため、将来的には児童虐待やDV、暴力、パワハラなどの各種ハラスメントを減らすことが期待できる。それは、戦争のない平和な社会の実現に近づく
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