働いてみた@産後ケアハウス

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※ 左から豪田トモ、豊倉先生、助産師さん

先日、『とよくら産後ケアハウス』さんの見学に行ってきたと
ご報告させていただきましたが、

http://www.umareru.jp/blog/2017/11/4.html

その時に産後ケアハウスの必要性は、頭では理解したのですが、

出産したわけでも、
産後に入院したわけでも、
産後ケアらしきものを受けたわけでもない僕は、

「産後ケアハウス」というものが、
正直、まだまだ感覚的にピンと来なかった部分が残っていました。

娘が産まれた時に
奥さんが産後うつやマタニティ・ブルーといったものと
全く無縁だったというのもあるかもしれません。

そこで、
助産師の豊倉先生に

「今度、ボランティアで働きに行ってもいいすか?」

とLINEしてみたら

「いいわよ〜!」

と即答していただいたので、

「ホントに行ってもいいですか?」

と聞いたら

な〜んといきなり

「昼食と夕食、作ってくれる?」

と来た(笑)。

いきなりメシか。。。

豊倉先生、俺の事を信用しすぎ(笑)!!

妻の料理がおいしすぎて(ちゃんとした理由です(^^;)、
僕はてんで料理が出来なくなっちゃったんだから。。。

いきなりのジャブに戸惑いつつも

「了解です! ただ、

僕はカレーとバーベキューくらいしかできませんが
大丈夫でしょうか?」

とソフトに返すと、

「それは産婦さんの食事にはあんまり良くないわね。
 じゃあ調理以外をやってもらおうかしら?〜」

と全うなお答えをいただき(笑)、
ちょっぴり不安な気持ちを抱きながら、当日を迎えました。

「とよくら産後ケアハウス」さんは
大都会東京の赤坂のど真ん中では、
若干、不釣り合いな4階建ての一軒家です。


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※ 右が愛すべき豊倉先生!

朝9時に「おはようございます!」と玄関で声をあげると、
スタッフさんに対応いただいたものの、

「豊倉先生は今日は夕方からですよ〜」

との事。。。

豊倉先生〜。

てっきり一緒に教えてもらいながらやるもんだと
勝手に勘違いしていた僕の不安は最高潮に達しましたが(^^;、

よし、気合いを入れ直してがんばろー!!

と僕が夕方の5時まで取り組んだのは、

・実にひさしぶりのモップで床掃除

・実にひさしぶりの水拭き
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・実にひさしぶりの洗濯物干し
(うちはすべて乾燥機なので)
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・実にひさしぶりのアイロン
(うちにアイロンは既に存在していません)
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そして

・おやつの芋餅作り
(これがめちゃ簡単でめちゃ美味い!)

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※ まずはじゃがいもの皮を剥きます

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※ 湯がいたじゃがいもをつぶします

片栗粉を混ぜて色々やったら(かなり省きます)
こんなに美味しそうな芋餅が!!

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※ 実際めちゃめちゃ美味かった!!

それから

・皿洗い
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昼食は助産師さんが作られていましたが、
これがまたヘルシー&超美味!!

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※ママと赤ちゃんの心と身体に良いメニューに徹しています

僕がお手伝いさせていただいたことは
ほとんど「家事」と言ってもいいと思いますが、
つまりは「日常」とニアリーイコールということですよね。

この「日常」を改めて体験させていただいて、

生まれたばかりのふにゃふにゃの赤ちゃんのお世話をしながら、

疲れた身体で、寝不足のままやるのは、

想像できないくらい負担になるんだろうな〜と感じました。

産後ケアハウスでは、
滞在中は、この家事的なことをやらずに体を休めつつ、
助産師さんが24時間体制で近くにいてくれるので、

赤ちゃんのお世話の仕方を伝授してもらったり、
おっぱいのケアをしてもらったり、
はたまた、おうちに帰ってからの子育てについて相談することが
できる場所なんです。

途中、滞在されているママに2時間近くお話を伺いましたが、

産後ケアハウスの良い点を端的に2つほどにまとめると

1.
出産してすぐに子育てを始めるのではなく、
産後ケアハウスで心も身体も休めてから始められる。

2.
分からないことだらけで不安きわまりない育児も
目の前にいる助産師さんにを教えてもらいながら取り組める。

ということなのだそうです。

「わたしはたまたまここに来れたから良かったですけど、
皆さんは退院してそのまま育児に入るんですよね。。。
わたしだったら不安すぎてどうしていい分からなかったです。。。」

とおっしゃっていました。

そうなんです。
皆さん、産後ケアハウスなど経由せずに
子育てに入るんですよね。。。

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※お話をお聞きしたママの赤ちゃんで〜す☆ ※許可いただいています

一日働いてみて感じたのは、端的に

【産後ケアハウスはママに必要だ!! 】

という実感です。

働いてみてようやく感覚的にピンときました☆

産後うつ・マタニティブルーの取材を進めると、
子どもが健やかに育つためには
ママにサポートが必要だということを改めて感じます。

産後ケアハウスは
子育ての第一段階でのサポートになるので、
その後の子育てがとってもスムーズに進む可能性が高いですよね。

何でもそうですが、
新しいことを始める時は
手厚いサポートと理解が必要です。

特に、社会全体の宝である子ども、
そして、子どもを育てる中心にあるママには手厚いサポートと理解が必要です。

もっともっと産後ケアハウスが一般的になればいいなぁと

心から思いました☆

以上、産後ケアハウスで働いてみたリポートでした!!

監督・父
豪田トモ

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