10月は「里親月間」です!

こんにちは。
プロデューサーの牛山朋子です。

映画『うまれる』シリーズでは、
国や行政が毎年、一定の時期に実施している
社会的活動の啓発週間・月間に合わせて、

該当の内容に関する啓発活動を目的とした上映会を
実施された場合、「啓発キャンペーン」として、
【5%の割引】とさせていただいております。

★啓発キャンペーンの詳細はこちら
http://www.umareru.jp/everycinema-2.html#keihatsu

10月は、全国の自治体主催で「里親月間」が予定されており、
『うまれる』啓発キャンペーンの対象とさせていただいております。

「里親制度」とは、

病気や貧困、その他何らかの事情によって、
家庭での養育が困難または受けられなくなった子どもたちを、

育てられない親の代わりに、

一時的に家庭内で子供を預かって養育する、という制度です。

どのくらい一緒に暮らすかは様々な状況により異なりますが、
満18歳までが里親制度の対象になっていて、
20歳までの延長制度もあります。

混乱されてしまう方もいらっしゃいますが、
戸籍上も親子となる「特別養子縁組」とは異なり、

里親制度では、親権は生みの親に残ったままになります。

現在の日本では、家庭で生活することのできない子どもたちの
8割以上は乳児院や児童養護施設で生活しています。

もちろん、施設にも良い点はたくさんあり、
私たちも何十ヶ所も取材させていただいているので、
しっかりとした施設、職員の皆さまがいらっしゃるのは
同じ日本人として誇りに思っておりますが、

里親さんのところで家庭的な生活をすることによって、
一般の家族と同じ生活環境、親子という人間関係のつながりを
子どもたちに経験してもらうというのも、とっても大切なこと。

たとえ、
血のつながりはなくとも、
戸籍上の実子としての明記はなくても、

「家庭」という場所で、

普通に家族と一緒に食卓を囲んだり、
一緒にお風呂に入ったり、
人生について語り合ったり、、、

半永久的な「親子」というつながりのある経験することが、
その子の未来を大きく変えるかもしれません。

全国に3万人ほどいる、養護が必要な子どもたちは、
これまで「施設養護」が中心でしたが、

現在は厚労省を中心に、
「家庭養護」をもっと増やして行こうという動きになっていて、
全国の都道府県で里親委託率を増やす一貫として、

「里親月間」を設けているようです。

私たちも、一人でも多くの子どもたちが、
「家庭」で生活することができれば、と願っています。

もちろん、家庭的な生活ができればそれで良しではなく、
そこからまた人生の課題が始まるというのは、
娘を育てていて、常に思う事ではありますが、

皆で助け合いながら、
「子育てという国育て」をしていけたらいいなぁと思っています。

10月頃、自主上映会をしようかな、と考えていらっしゃる方は、
ぜひ、同時に「里親キャンペーン」も実施してみてください。

また、全然考えてなかった!という方も、これを機に、
上映会をご検討してみてはいかがでしょうか。

★啓発キャンペーンの詳細はこちら
http://www.umareru.jp/everycinema-2.html#keihatsu

★児童養護、里親制度、特別養子縁組、等については、
とても大切なテーマと認識して、ずっとリサーチをしておりますので、
こちらもあわせてお読みください!

http://www.umareru.jp/blog/cat148/

お申し込み、お待ちしていまーす。

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