薬物依存からの回復

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※ワンネスグループの代表・矢澤祐史さん(右)と豪田トモ

皆さま、こんにちは!
監督の豪田トモです!
久々の投稿です!

先日、
ギャンブル、アルコール、薬物依存性の回復で目覚ましい実績を
挙げられているワンネス・グループ代表の矢澤祐史さんにお会いしました。
http://oneness-g.com/

彼自身、何と14歳から約10年間、薬物依存症だったそうで(!!)、
いまでは完全に脱して1歳の赤ちゃんを育てるパパになっていますが、

非行と薬物に走ったのは、
アルコール依存症だった父親からのDV、両親の不仲、
コミュニケーションのない家庭で育った事、

つまりは
以前からボクがご紹介している
親子関係のボタンの掛け違いである

「愛着のトラウマ」が原因

だと明言されていました。

「愛着トラウマ」とは、

「親との葛藤」であり、
「親に愛されていない・認められていないと思っていること」。

社会に出るまでに保護者からの【無条件の愛情と信頼】を与えられないと、
子どもは自尊心が育ちにくく、心にトラウマが残り、
人間関係、仕事、出世、パートナーシップ、結婚、子育て、夢実現など
様々な社会的活動に支障をきたしやすくなる状態を言います。

アルコール、ドラッグ、ギャンブルなどの各種依存症、反社会的活動・犯罪
鬱・精神障がい、自殺、ひきこもり、家庭内暴力、虐待
など、様々な課題を引き起こす「種」になる可能性があるようです。

そんな矢澤さんたちの団体は、依存症克服に対して、
これまで

日本では見過ごされてきた事に取り組み始めた事によって、
大きな成果を挙げるようになった

と語られていました。
それは正に

「親子関係に向き合う」

「自分の過去を整理する」

という事だそうです。

依存症というのは、
自分の意思が全くと言って良いほど効かなくなる状態です。

そこから脱するには、並大抵の努力では足りません。

回復施設で過ごし、

一時的にプログラムに取り組んだとしても、

心の空洞が埋まらない限り、

再発の可能性は消えません。

矢澤さんも
依存症時代に迷惑をかけた何十人という人に謝罪の手紙を書き、
一人一人渡しに行き(中には「もう関わらないでくれ」と
拒否された事もあったそうです)、

親との和解をきっかけに、
少しずつ傷を回復していったようです。

3月9日(水)に発行される予定の次回の有料メルマガは
「愛着トラウマを克服する方法」をテーマにしています。

克服法は主に6つありますが、
愛着トラウマの最たる例にあたる依存症の方だけでなく、
社会の中で、何となく生きづらさを感じている人、
親とのわだかまりがある人にはとてもお役に立てる内容だと思います。

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