体験談より「いつか必ず」

待望の第一子。

欲しいと思ったら、すぐに妊娠できた。

だから子供を持つ事も、当たり前にできると思ってた。

妊娠経過もとても順調で、あっと言う間に臨月。

予定日を1週間後に控えた日の定期健診で、急に我が子の死を告げられました。

「心拍が確認できません。今日は1人で来たの?」

きっと一生忘れられない。
でも不思議と、その時は泣けませんでした。

その日に入院し、翌日には促進剤を使って出産。
3時間で息子は出て来てくれて、優しい子だなと思いました。

3166g、52cm。

眠っているようにしか見えない。

すごくすごくかわいい我が子。
でも、もう触れる事も出来ない。

翌年、第二子を授かりました。

今度こそ元気に産んであげたい!
毎日思っていました。

それなのに、母子手帳を受け取ってすぐの検診で
またあの台詞です。

「心拍が確認できません。今日は1人で来たの?」

あぁ、まただ、と思いました。

どうして私ばかりこんな目に遭うんだろう。

それから入院し、促進剤を使って出産。

小さい、小さい、二男。
出産もあっと言う間。
幸せだった妊娠期間も、あっと言う間。

今は2人並んで眠っています。

きっとずっと、我が家を見守っていてくれると思います。

私はこれから不育症の検査、治療をしていきます。

もう絶対に繰り返したくない。

いつか必ず元気な子を産みたい。

主人をお父さんにしてあげたい。

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★ 映画『うまれる』の体験談より
http://www.umareru.jp/experience/

★ 「天使ちゃんの物語」に関するブログはこちら
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