体験談より「そんな私も、ステップファミリー」

私自身が養子縁組で、子供が出来なかった両親のところへやって来ました。

ありがたいことに妹が生まれたことをきっかけに、
戸籍上、実子として認められる裁判を起こし、戸籍上は親子です。

しかし、それは今となってはありがたいこと、と感じますが、

幼い頃に事実を聞かされ、何かと自分は人と違う、という劣等感に苛まれてきました。

思春期を迎え、親でもないくせに口煩く言わないでよ!等と
ひどい言葉を吐いてしまった事を後悔しています。

裁判資料を見つけ、産みの親の現状を知り(私の他に三人の子供がいることが書かれていました)、
そんなに生活が出来ない状態なら生まないでほしかった、と思ったこともあります。

しかし主人と巡り会い

「産んでくれなければこうやって出逢えなかったね。」

という主人の言葉に、物凄く救われた気がします。

そんな私も、ステップファミリーです。

主人がバツイチで、お付き合いを始めた当初、小学校一年生の男の子のお父さんでした。

自分の子供と隔たりなく愛していける、という自信から、すぐに結婚を決め、
一緒の生活を始めてみるといろいろな問題が浮上し、
なかなか距離を縮めるのが大変なことに気付きました。

ある程度の距離感がありますが、継母ではなく姉のような存在になれているので、
それはそれでも良いのかな...

いろんな事がありますが、今、幸せです。

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★ 映画『うまれる』の体験談より
http://www.umareru.jp/experience/

★ 「ステップファミリー」に関するブログはこちら
http://www.umareru.jp/blog/cat148/

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癒しのプロセスの始まりでもあり、
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ぜひこの機に、人生で大きなインパクトを残した体験や、
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