【撮影】カメラを持って「伴走」すること

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撮影をさせていただいている方からいただいた手紙です。

僕らが感謝したいくらいなのに、逆に感謝のお手紙をいただくなんて、
これはもう最高の喜びであり、栄誉であり、誇り、です。

また、こういう気を配っていただける事に心から感謝です。

この手紙を書いてくださったKさんは、
「血のつながりのない家族」をテーマに長らく撮影をさせていただいているのですが、

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先日、5歳の息子さんに、
自分は生物学的な父親ではない事を告白
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されました。

「トモさんたちがいなかったら、
とてもじゃないけど伝えられなかった」

とおっしゃっていたので、
冒頭の手紙は、「大切な事を大切な人に伝える事が出来た」
事に対するお礼として書いていただいたのかなぁ、
と思っています。

長らく人生を歩んでいると、

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なかなか人に伝えられない、
でも本当は伝えたい、伝えないといけない
ヘビーな事柄って誰しもある
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かと思うんです。

でも多くの場合、

伝える事にはものすごい勇気がいって、
とてもじゃないけど独りでやり切るのは難しい。

でも多くの場合、

その時に支えとなる人がいれば、

それは可能になる場合があるし、
それを伝えられた事で、人生が大きく好転する

事は、よくある事なのかな、と思います。

先日、代々木公園に行った時に、
視覚障がいを持った方が「伴走」と書かれた襷(たすき)をかけた方と
一緒にランニングをしている姿をお見かけしましたが、

僕らの場合は、
「伴走」と書かれたカメラを持って、
撮影させていただいている方と共に走っている

気持ちになる事がとてもよくあります。

冒頭のKさんにはもうすぐ、「第二子」が生まれます。

まだまだ予断は許しませんが、
僕らも

「伴走」と書かれたカメラを持って、
一緒に病院に向かう予定です。

ぜひ皆さんもKさんとご家族を応援していただけると嬉しいです♪

監督・父
豪田トモ

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