広島で映画を観ていただいた方の感動的な感想

広島で映画を観ていただいた方から、こんな素敵な感想をいただきました。
許可をいただいてシェアさせていただきます。

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ドキュメンタリー映画「うまれる」を観てきました。

平和都市・広島市では初の開催。

午前と午後の上映の間に 豪田トモ監督の講演もありました。
そのお話を聞きながら すでに涙が出てきた私。

監督がなぜ この映画を撮ろうと思ったのか・・・
監督自身は 4つ下の弟が障害を持って生まれたことにより
自分自身への愛を両親から感じることができないまま 大人に
なったとおっしゃいます。

だから 幸せな家族像とか父親像とかがわからなかったと
おっしゃいました。

そんな中 監督が結婚もしたけれどいろいろあって離婚をしたすぐのころ
胎内記憶の池川明先生の講演を撮影してくれないかという
仕事の依頼が入ったとき 特に興味はもてず どちらかといえば気がのらない・・・

そんな感じで思っていたけど ふって何だかわからないけど
でも撮ってみよう 行ってみようと思いカメラを回しに行ったら
「こどもが親を選んで生まれてくる」という 池川先生のお話。

そんな今までなかった概念を知り 今までと違う角度で自分を
探究していくようになり ご両親への感情も変化していったそうです。

詳しい詳細はこちら↓

http://www.umareru.jp/umareru/staff/message.html

監督は 小さな頃 愛されたという記憶は今もないけれど
その時のことを感じる感情が変化したとおっしゃいます。

今は 撮影を通して監督自身も大きな心の変化があり
プロデューサーとして一緒の映画を撮っていた牛山朋子さんとの間に
子供をもうけ 父親の喜び 家族の幸せを感じているそうです。
そしてご自信のご両親との仲もとても良くなったそうです。

「人は変化できるんだ。変化できると未来も変わるんだ」

監督のその言葉が とても深く私の心に刻まれました。

映画は4つの家族のお話をつむいであります。

詳しいストーリーはこちら↓
http://www.umareru.jp/umareru/story/

虐待された経験のある妻と 両親の不仲を見てきた夫
その二人が子供を授かり いろんなことを感じながら
親になっていく姿。

これだけ読むと暗いイメージだけれども なにがなにが
このご夫婦 とてもおちゃめで 見ていていっぱい
笑いをくれました。

どんなときでも 明るさって大切。

そして いっぱい話すって大切。
私にそんなメッセージをくれました。

出産予定日の朝 おなかのなかで死んでしまった赤ちゃんの
ご夫婦のお話。

深い悲しみを乗り越えられたご夫婦の強い絆を感じました。
そして 短い時間でも ここの子供として生まれたかった
赤ちゃんの思いも知ることのできるストーリーです。

18トリソミーという染色体の異常で 生まれても1年生きられないかもしれないという障害を持った男の子のご両親のお話。

いろんな不安や迷いは出るけれど それは答えの出ないもの。
だったら今 目の前にいる我が子といる時間をしっかり楽しもうと
夫婦でいっぱい笑っているご夫婦。

今現在 その男の子 三歳のお誕生日を無事に迎えることができ
上下に歯も生えて チューブでしか栄養をとれなかったのが
食事もできるようになってきているそうです。

10年近い不妊治療の結果 産まないという選択をした 不妊治療で有名なクリニックで働いている妻のお話。

産まないという選択はしたけれど クリニックに堕胎をしにくる人たちを
見て複雑な気持ちに・・・

「子供は選んで生まれてくるっていうけど じゃあなんで堕ろそうとする
人たちを選ぶの?」

心が痛くなりました。
そしてそんな妻を大きく包み込もうとするご主人。

こんな4つの家族のお話です。

そして このご家族の人生は 映画でおしまいではなく 今もなお
続いています。

見終わったあと 

さあ私はどう生きようか?

っていっぱい考えています。

講演会の途中の質問コーナーで 

「34歳の娘がやっとお見合いでお嫁に行きます。子供産むのもギリギリですよね。そして相手の男の人をどこを見れば安心ですか?」

という質問をされたお母さんがいらっしゃいました。

まだ独身だしチャンスがあれば子供だってまだ産みたいし・・・
そんな私にしてみたら 何を質問しているんだ!?って思いますが
ただ これが普通の世間の人の目線なんですよね。
そして 両親の心の声でもあるんだと思います。心配っていう。

この時の監督のお答えは

「私の奥さんは38歳で出産しましたよ。
そして 相手のことは ジャッジしないことが一番です。ただそのままを
受け入れる。私だって相手のご両親に最初に年収いくら?って聞かれましたけど(笑)」

っておっしゃっていました。

「ジャッジしない」

これができるようになると 本当に生きやすくなるんだろうなぁ。

池川明先生の胎内記憶のお話を聞かせてもらい
そして 豪田トモ監督の講演会も聞かせてもらい
映画も観る事ができて

そんな機会を用意してくださった
フジハラレディースクリニックの藤原院長
本当にありがとうございます。

http://www.fujihara-lc.jp/top.php

本当に いっぱいいっぱい私自身を しっかりと見つめたいと
思います。

私を幸せにできるのは 私自身。

豪田監督もおっしゃってました。

さあ どうやって私を幸せにしてあげようかなぁ

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