山本アナ、自殺原因は「産後うつ」。。。

ショックです。。。
2月に産まれた赤ちゃんの育児に追い込まれての自殺だったようです。。。

8月に発売される書籍「うまれる 〜かけがえのないあなたへ〜」にも産後うつの事は書かせていただきましたが、この問題は深刻です。

産後ウツというのは、

赤ちゃんが泣き止まない、

寝てくれない、

誰の助けも借りられず自分ひとりでそんな赤ちゃんと24時間、向き合わなくちゃいけない

......といった事情が重なって、ウツ状態になってしまう事なのだそうです。

お産の後、お母さんの体の中ではホルモンの分泌が変化したり、脳の神経伝達物質もアンバランスになったりするので、情緒不安定になりやすい。

つまり、産後ウツは誰にでも起こりうるのです。

実際に取材をしてみると、

「今までは、何でもやりたいようにやってきたのに、自分の力ではどうにもならないことが受け入れられない状況になってしまった。」

「泣いている子供を目の前にした時に、人の人生を背負ってしまった、という不安がどどどっと押し寄せてしまった。」

「一方通行の愛情に疲れてしまった。与えても与えても、反応のない赤ちゃんにどうしていいか分からない。」

というようなお話を聞きました。

多くのお母さんがひとりぼっちで、自信をなくしたり罪悪感を抱えながら子育てをしているのかもしれません。
赤ちゃんを産んだら皆ハッピーなのかと思っていた僕は、お母さんたちの心がウツ状態にまで揺れ動くということを、よく知らなかったので、取材させていただいた時はショックでした。

うちの母はどうだったのだろう。。。

どこまでお役に立てるのか分かりませんが、
ますます、映画「うまれる」を早く、そして多くの方々にご覧いただきたいと感じました。

ご冥福を祈ります。。。

以下、mixiニュースさんより

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1290940&media_id=43

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日本テレビアナウンサーの山本真純さん(34)が27日午前4時30分過ぎ、祖父が住む仙台市青葉区広瀬町の32階建て高層マンションから転落死しているのが見つかった。親族に宛てた遺書があり、宮城県警は飛び降り自殺とみて詳しい状況を調べている。自殺の原因について、兄の慎輔さんが28日放送のフジテレビ系「とくダネ!」の取材に応じ、海外にいる夫と離れて育児と格闘していた山本さんの苦悩を激白した。

 明るいキャラクターで、だれからも好かれたという山本さんが、なぜ死に追いやられたのか。

 慎輔さんによると、今年始めから産休・育休を取得していた山本さんは、今年2月の出産後、海外でマリンスポーツインストラクターとして働く夫と離れ、東京都内の両親の下で育児に専念。現場の仙台市内マンションには、祖父に孫の顔を見せるために訪れていたという。

 自殺の理由については、「うつ病を患っていた」と告白。もともとは「心臓に毛が生えている(と思える)ほど、明るく信念があった」という自慢の妹だったが、出産2カ月後の今年4月、周囲の人々に「すべてにおいて自信がない」と不安を口にするなど、産後うつ(マタニティブルー)を思わせる症状をみせ始めたという。深刻な"育児ノイローゼ"から産後うつに症状が悪化したとみられる。

 当時の様子について、慎輔さんは「(育児を)すべて自分でやれているのに、(自分だけが)やれていない(と感じる)絶望感」があったとし、「子どものこと、夫のこと、将来のことへの不安が積み重なっていた」と、その苦悩を思いやった。

 また、山本さんの携帯電話には《私を愛して下さったすべてのみなさま。ありがとうございました》と記された"遺書メール"が残されていたという。

 山本さんは東京都杉並区出身。豊島岡女子学園高、学習院大理学部を経て1999年に日テレ入社。「NNNニュースプラス1」「Newsリアルタイム」など報道・情報系番組のキャスターとして活躍。トリノ冬季五輪の中継を担当するなど、スポーツ実況ができる唯一の女子アナとしてアナウンス能力もピカ一で、局内でも高い評価を得ていた。

 プライベートも順調で2009年3月、潜水士の資格を取得するほどマリンスポーツに親しみ、趣味のスキューバダイビングを通じて、海外で働く夫と結婚。今年始めから産休・育休に入っていた。

 日本テレビ広報部は「亡くなったのは事実だが、プライバシーの関係もあり詳細についてはコメントを差し控えたい」としている。

  ◇

 精神科医の和田秀樹氏は「一般的に育児が原因のうつは、2児目の出産でかかりやすい。初産の時の失敗などを生かそうと完璧を求めてうまくいかなくなるというパターンです。初産の失敗を繰り返したくないという思いこみにとらわれてしまい、うつに陥るパターン」と話した上で、こう続ける。

 「うつは加齢とともに罹患リスクが高まるため、年齢を重ねた上での出産には注意が必要。初産でも完璧主義的な面がある方だと育児に理想を追い求めすぎて精神のバランスを崩すことは多い。育児ノイローゼとうつを混同して治療が遅れるケースもあり、周囲のケアがないと深刻な事態を招くこともあります」

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